ACブルらしいあまり濃くない透明感のでも、バローロ風の仄かな褐色のニュアンスが、他のACブルよりは、強さを予想させる。時間とともに、色はどんどん濃くなってきます。香りは明らかに粘性のある濃密な香り、甘さを伴っている。味わいはあまやかで、力強く、ACブルては思えない、村名でなら、ヴォーヌ・ロマネや、悪くないヴゥージョや、フィサン、はては、ジュヴレの風味も。モレの土の香りや、ニュイサンの暑苦しさは一切感じない。やはりヴォーヌ・ロマネと言う感じ。ACブル ブルゴーニュのベースラインのなかでは、ヴィンテージに、よっては高くなることもあるけど、2000円台で手にはいるなかでは、最も価値の高いもののひとつと思います。

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