NV カステルヴェッキオ　ブリュット　ミレジマート　ピエモンテ/イタリア 日曜日のワイン。 ブリ大根、冷やし辛子明太子うどん、おぼろ豆腐の冷奴、鶏唐揚げという晩ごはんに合わせて。 たまたま入った、ヴ◯ノスや◯ざきの店頭でラスト1本BOXに入っていたワインです。 別のワインを買って会計を済ませた後、これまた偶然目に留まって購入に至りました。 「ミレジマート（＝ヴィンテージ）」という名前ですが、なぜか収穫年表示はどこにもありません。 何だか、ちょっと不思議な気分でいただきます。 外観は、クリアなペールイエロー。泡立ちはキメ細かく、力強さはありませんが、継続的にムラなくプチプチしている感じです。 香りは、青リンゴ＋柑橘の爽やか系。チョーキーといえばチョーキーですが、際立った感じではなく、ミネラル感はまずまずといったところ。 味わいも穏やかなサッパリ味。 ちょっと特徴をつかみにくい感じがしますが、良い意味で「普通」とか「中庸」という表現がピッタリな、強い印象を残さない味わいです。 夜になっても30℃を超えるような酷暑の日が続き、ワインの代わりに酎ハイや柚子酒のソーダ割とかハイボールばかり飲んでいましたが、こういう無印的なワインなら身体も受け付けてくれます。 その証拠に、3人がかりではありましたが、このワイン、抜栓から1時間も持たずに消え去りました。 最近開けたワインの中では「スピード記録」ですね♪ (笑) まさに、ウチの家族全員が、この夜に欲していた味わい！ 「良いワイン」の定義は、その日の天候や体調、気分などによって大きく変わるという、当たり前のことを、改めて考えさせてくれる、良いサンプルでした。

iri2618 STOP WARS