バローロが思ったよりソフトだったので、物足りなさを感じて開けたのはパエストゥムIGTのアリアニコ主体。 サン・ジョヴァンニは家族でアグリツーリズムを営む小規模ワイナリーです。 深いガーネット色。縁にオレンジ色が見られます。 ダークチェリーに、干草や木の皮。時間が経つにつれて鉄分が目立ってきて、動物のニュアンスが増してきます。 わずかな発泡感がありますが、力強いアタック。厳しい酸に、収斂性のあるタンニン。 ドライだが厚みのある果実味が、全体を少しだけソフトにしてくれています。 心地良い苦味を伴った長い余韻。 ピエディロッソの親しみやすさもあり、偉大と言うわけではありませんが、強い骨格を持った飲みごたえのあるワインで、期待した通りの素晴らしい味わいでした(^_^) 日本でもアリアニコ100%のmaroccíaを取り扱ってほしいです！ 空き瓶：617g コルク：46mm ゴルフのキャディから、スパイスが好きすぎてカレー屋に転身したという、シダーセント。 大人向けの硬派なカレーに、タイ米が滅茶苦茶合いました！

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