ニュージーランドのPNになります。ヴィンテージは2015年。ちょこっとだけスモーキーさが潜んだ黒系果実の香りと、膨らむベリーや牛乳の香りが立ち込めます。 生ハムと合わせてみましたが、甘酸っぱさとスモーキーさがマッチして美味しいですね。そしてこの生ハムにピンクペッパーを加えると味に締まりや刺激が出てきて、それに伴って合わせたこのワインはさらに濃くなった黒系果実の顔がひょっこり出てきます。 あと素焼きアーモンドが凄く合います。良い感じに落ち着いた香ばしさと甘酸っぱさがとても心地良いマリアージュを演出しています。 これはなかなか味わい深く、余韻もそこそこ。このワインの葡萄はロマネ・コンティで使ってる葡萄のクローンらしいですが、そういう意味では、未だかつて頂いた事のない敷居高きワインの雰囲気を感じられてるんでしょうか。PNですが結構味わいが濃いのが印象的です。さらに寝かせて10年後とかも面白いかもしれないですね。 そんな感じのワイン。

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