自分、実は白だとアリゴテ品種が一番好きでして。ここ数年はなかなか縁が無くず～っと我慢してたので、今回久々です。感涙。「ドメーヌ・デ・ショムロット　2019」黄金のアリゴテ100％。アルコール度数12.5％。ステンレスと木樽両方で熟成。 さて「黄金のアリゴテ」とは何者……！？　コート・シャロネーズの一番北にあるAOCブーズロンで栽培されている、皮が薄くて黄金色をしている特殊なアリゴテが「アリゴテ・ドレ」なのだとか。 1日目。お月見御膳と一緒にいただきました。素直で透明。和食にバッチリ合う。すこーし硬いところがいい。ミネラル。火打ち石の香り。 2日目。いつもなら白→赤と飲むのですが、アリゴテが嬉しすぎて白だけ飲んでます。 3日目。あれ？　薬臭くなった……！　ミントというか湿布薬の臭いです。これは面白い。 ……3年前に観た映画「おかえり、ブルゴーニュへ」では2級品種扱いで出てきたアリゴテ。でも最近は醸造技術の向上に伴い「通が好む稀少な品種」として見直されているのだとか。現地で飲んだことはないのでなんとも言えませんが、日本に回って来ている品はその中でも品質が良いものなのだと思います。

BON_NOB