ホームパーティにて。 スパークリングワインの世界では、当然シャンパーニュが頂点に君臨し、同様のトラディショナル方式のカヴァやフランチャコルタ、クレマンなんちゃら達が次点に来る。 シャルマ方式のプロセッコ等は価格面でのアドバンテージについてのみ語られがちだが。 今回これを飲んで、シャルマにはシャルマの良さがあると改めて気付かされた。 非常に酸味が強いレモンクリームパスタと合わせての提供だったが、青リンゴ香るこのプロセッコは優しくそれに寄り添ってくれた。 トラディショナル方式にある酵母感は、もちろん欠陥などではなく特徴であり魅力であるが、今回のようにその要素を必要としないケースではシャルマ方式の特性が好ましかった。 プロセッコ生産エリアにはDOCとDOCGがあり、このワインはDOCGのもの。800円弱のこのワインが非常に限定的なエリアで作られていることに軽い驚きがある。 リピート確定。

m.shingo