ワイン | Le Vendangeur Masqué d'Une Si Belle Compagnie Méridionale(2016) | ||||||||||||||||||||
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これは何だかとても惹かれる感じのワインですね!複雑だけど何か1つ芯があるような、そんな印象を受けました。いつか頂いてみたいです。
時空
品種毎の役割はそれぞれですが、ナチュラルな酒質と柔らかくて上質な酸は共通してます。ワイン造りの方向性と技術がしっかりしているのでしょうね。他の人が栽培した地域も品種もバラバラの葡萄でこれができてしまうのが凄いです。
hamuito
フォロワー2000! テーマ別試4 アリス エ オリヴィエ ド ムール 銀座の名店、ニュイブランシュにて、この店でしか飲めないワインやこの店らしいワインをと言ったらこちらが出てきて、それ以来大好きな造り手です。シャブリの造り手だけど今回からアップしていくのはちょっと変わり種のワイン。飲んでないけどフラッグシップのシャブリの写真も乗せておきます。 2016年、雹害で葡萄がやられたこの造り手に、南仏の仲間が葡萄がを分けてくれたおかげでできたワインだそうです!ストーリー性も素晴らしいですね。フランスワインにしては詳しい裏ラベルにも書いてありますね。詳しいのは感謝の印でしょうか。 この素晴らしい話とは全く訳が違いますが、私も皆様のお陰でフォロワー2000人達成です。ありがとうございます!一万人目指して頑張ります(?) 色は複雑な良い色。基本は薄黄色だが少しゴールドが混ざる。グルナッシュブランに多いオイル感を感じる色。 控えめなハーブ、弱いが生の柑橘系、トロピカル果実、少しい草。吟醸的な香りも。メロン。非常にエレガントで複雑な香り。 柔らかく、優しいミネラル。でも本当にしっかりしてる。後味にも残る。少しオイル感。 穏やかで優しく、それでいて細かくて良質な酸。とにかくしっかりしつつも優しいワインだけど、特に酸が素晴らしく、特徴的。柔らかく伸びやかな酸。 旨味も優しく、かつはっきりと良質。 南仏らしい素朴さと綺麗さ、複雑さが共存してる。 南仏系の品種がいろいろ混ざってるらしい。グルナッシュブランの落着き、ヴィオニエの華やかさがそれぞれ抑制されながら良いバランスで感じる。シャブリの造り手が、品種も地域も違う他の人の葡萄で、よくこんなに上手く造るものだと感心する。 とにかくやわらかくて優しい酒質。ナチュラルで、それでいてどこも無理してない。ナチュールの負の面なんて全く無い。 特別にではないが食事、和食にも合う。 いわゆるグランヴァンと全然違う美点なんだけど、それが無駄なナチュール信仰などとは全然違って、純粋な美味しさに繋がっていて、かつ個性もあるのが素晴らしい。 ワインにおいてストーリー性は二の次だと思うけど、純粋に美味しくて個性もあり味わいにも反映されていれば、ストーリーもワインもより素晴らしく感じられる。
hamuito