パーカーポイント90点を獲得した、ちえびじん純米吟醸山田錦。 大分県杵築市にある中野酒造では、漢字の「智慧美人」と平仮名の「ちえびじん」の2つの日本酒を造っており、平仮名のほうがフルーティーで女性人気があります。 一度火入れはちえびじんの話になると必ず出てくるキーワードですが、生貯蔵と生詰めのどちらかは分かりません。 酸は十分に感じられるものの穏やかで、桃のような甘い香りと飲み口です。 さて、ワインのほうは同じ我が地元大分県の安心院樽熟成MBAです。 和のテイストを感じさせる紅がかったルビー色。 何と言ってもキャンベルアーリー様のフォクシー香。他にはチョコレート、あやめ、梅など。多少青臭さがあり、樽の香りと混ざって、新緑の森を思わせます。 まろやかな飲み口。きめ細やかな酸と、穏やかですが粗さの目立つタンニン。 酸と塩気の混ざったフィニッシュで、余韻は思いの外長く続きます。 安心院のMBAはやはりフォクシー強め。赤だとメルローも苦手なメルロー香強め。それに対してシャルドネやSBの白は品種特有の香りがほとんどない。 うーん、まだ安心院の赤とは仲良くなれません…

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