Del Duque Amontillado Viejo Sherry写真(ワイン) by 月屋

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REVIEWS

ワインDel Duque Amontillado Viejo Sherry
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーションレストラン
    飲んだ日2016-06-20
    飲んだ場所APICIUS@有楽町
    買った日
    買った場所
    購入単位グラス
    価格帯2,000円 ~ 2,999円
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    月屋

    小笠原産母島の海亀のコンソメスープ シェリー酒風味 × Del Duque Amontillado 映画「バベットの晩餐会」にて、最初に供される料理が海亀のコンソメスープ。そして(アペリティフとしてではなく)、スープに合わせるために出されるのが、アモンティリャード。ローレンス将軍は、一口飲んで、「こりゃ驚いた!アモンティリャードだ! しかも、これほどの味は、はじめてだ・・・」 さらに、将軍は夢中で皿に直接口をつけ、海亀のスープを飲み干す。 このシーンを想起して、感慨に耽りながら海亀のスープとアモンティリャードのマリアージュを堪能いたしました。さすがに皿に口はつけませんけど。 ちなみに、スープの底の小さな浮き実は、甲羅裏部分のゼラチン。とても神秘的な料理です。

    月屋

    L

    バベットの晩餐会! スペイン留学して間もない頃、勉強のために映画館通いして観た映画なので、言葉もよくわからなかったし、今となってはシーンもストーリーも忘れてしまいましたが、スープを貪るシーンはかすかに覚えています。 海亀のコンソメスープにアモンティリャードだったんですね⁉︎ 神秘的なお料理をあの映画に重ねて食されるとは筋金入りの食通ですね‼︎

    ぺんぺん

    L

    ペンペンさん 「バベットの晩餐会」は、ほんとうによくできた映画ですので、機会があったら、是非観かえしていただきたいですね! 海亀のスープにアモンティリャードは伝統的な組み合わせみたいですね。映画でもまさにこれでした! ちなみに、映画の他の料理とワインのマリアージュは、 キャビアのドミドフ風ブリニ添え × ヴーヴ・グリコ(1860年) うずらのフォアグラつめパイケース入り ソースペリガール × クロ・ヴージョ(1845年) 食後酒に、コニャック(フィーヌ・シャンパーニュ)でした。 そもそも、このお店に興味を持ったのは、この映画がきっかけなんですね。 好きな映画に出てくる料理というだけで、わくわくしますからね。しかも、その料理がお店のスペシャリテとなれば! 全く食通などではありませんよ笑 むしろ、色々とご教授お願いしたいぐらいです。 どうぞよろしくお願いします(_ _)

    月屋

    L

    バベットの晩餐会は知る人ぞ知る名画だったんですね‼︎(笑) パリテイスティングの映画と合わせて借りてみたいと思います。 一番試してみたいのはウズラにクロ・ヴージョだけど、グラスで出してくれる店があるかどうか(≧∇≦)

    ぺんぺん

    L

    はじめまして。拝読して、こちらのお店が気になりました!

    もこぽわん

    L

    バベットの晩餐会はDVDを買って、繰り返し繰り返し見ていますが、観るたびに将軍の食通ぶりに驚愕します!映画の公開時は、再現メニューを供するレストランも登場して、それなりに話題を呼びました。お料理のシーンも最高ですが、人の世の儚さ、本当の幸福、生きることの意味を、理性と信仰、都会と田舎、洗練と素朴といった真逆なものを通して考えさせる、巧みな映画という印象です。

    iri2618 STOP WARS

    L

    初めまして。コメント読ませて頂いて映画に興味深々です(^-^)みてみます〜アピシウスも一度行ってみたい憧れレストランです♪

    おいも

    L

    バベットの晩餐会、TSUTAYAで手配しました〜o(^_-)O

    ぺんぺん

    L

    ぺんぺん さん クロ・ヴージョのグラスは難しいと思いますので、美味しいウズラを提供してくれる持ち込み可のレストランを探したほうがよさそうですね。 さすが、仕事がはやいですね〜 映画を楽しんでいただければ、幸いです。 (他の方のレスでネタバレ的なこと書いちゃってますので、ご注意ください)

    月屋

    L

    もこぽわん さん はじめまして。 実は時々セラーを拝見させてもらってます笑 ワイン愛に溢れたレビューの数々は自分のようなど素人でもとても参考になります。 こちらのお店は、伝統的なグランメゾンの格式を重んじているレストランです。 超予約困難な今はときめくレストランではありませんが、記念日などに(できればディナーで)利用されてもいいと思います。充実したワインリストを見ているだけでも、楽しいですよ。 モローの「妖精とグリフォン」をアイコンにしている美意識の高い方なので、きっと気にいると思いますね〜

    月屋

    L

    iri2618 さん 映画の公開時の状況は知らないのですが、今でも再現メニューの食事会などたびたび行われていますよね。それにしても、公開当時はそれなりに話題になったとは嬉しいかぎりです!貴重な情報ありがとうございます。   あの晩餐会の出席者のなかで、唯一将軍だけが、バベットの料理とワインを堪能できる舌と教養を持ち合わせている人物と描かれていますね(たしか将軍はカフェアングレのパトロンだったはず)。 しかし、当初は魔女のサバトさらながらに晩餐会に脅えていた、高級料理とは無縁な村人たちも最終的には、「食事を恋愛に変える」バベットの料理によって、頑な心を和らげて、一人残らず幸福になるわけです。これは、ひとえに、高尚な芸術=料理は、将軍のようにそれ相応の下地(教養)がなければ理解できないということを意味すると同時に、超絶的に優れた芸術は、そのような教養などもたない人々さえも感動させるということを暗示しています。 これだけでも、エンターテイメントとしての映画としては、成功です。 が、この作品が揺るぎないマスターピースとして君臨するのは、(あくまで個人的観点ですが)、大胆にまで作家の芸術至上主義が打ち立てられている点にあると思います(料理人を詩人や音楽家と同等の芸術家として描くことの賛否については、ひとまずおいておきます)。 ワインアプリで、映像作品について細々レビューするのは、場違いも甚だしいので、簡略化して申し上げますと、、、、、、、、、 バベットの料理に感動して、幸福の絶頂に達した村人たち。 観ていてほっこりするシーンです。 対して、彼らに喜びを齎した当の本人であるバベットは厨房に閉じこもったままま姿を現しません。凡庸な作品なら、村人たちとハイタッチするシーンでも出てきそうですが笑(少なくとも、バベットと村人たちとを引きあわせる場面の挿入は容易に想像できます) このバベットの不在は、何を意味しているのでしょうか。おそらく重要なのは作者(料理人)ではなく、作品(料理)そのものであることを示唆しているのではないでしょうか? 換言するなら芸術家の誠実な傲岸さと不敵な謙虚さ、そうしたものが、作者を不在化(詩的にいうなら不可視の音楽化)しているのでは? 嬉々として家路につく村人たちとたった一人厨房でコーヒーをすするバベット。彼女の疲弊した表情の凜然たる美しさは、幸福に満ち溢れた村人たちのそれとは対照的に空恐ろしいほどです(iri2618 さんが鋭く的確にご指摘しているように、至る所で暗示されている「対比」はここにも表現されています) それは、カフェアングレの元料理長のバベットであると同時に、何ものでもない「死者の顔」でもあります。 あたかも、本当に幸福なのは、すなわち、神に祝福されているのは、村人たちでも、「この美しい世界ではあらゆることが可能である」こと悟った将軍や老姉妹(そして若かりし頃の彼らのかけがえのない思い出)でさえなく、彼らに喜びを与えたバベットただ一人であるかのようです。 このことを裏付けるシーンはいくらでもあげることができますが、とりわけ、老姉妹とバベットのラストの会話に集約されています。 「貧しい芸術家など存在しません」 「あなたは(バベット)は、天において、至高の芸術家になるのよ。天使たちも恍惚とさせて」 確かに、人々に喜びを齎す芸術家が貧困なはずがありませんよね、「天に持っていけるのものは、人々に与えたものだけ」だとすれば。

    月屋

    L

    おいも さん はじめまして。コメントありがとうございます。 映画は派手さはないですが、そのぶん落ち着いて見られる傑作だと思います。 そして、自分も検索してて今日知ったのですが、この映画、全国でデジタルリマスター版として続々公開してますね!(けっして回し者じゃないですよ!)詳しくは、公式HP見ていただければと思いますが、映画館でもDVDでも是非ご覧ください。 アピシウスも素晴らしいレストランなので、是非足を運んでみてください。 ワインについて、何も知らないバカですが、色々教えていただければ幸いです。

    月屋

    L

    iriさんのコメントとryoさんのiriさんへの返答を読んでお二人の文学的、芸術的な感性と見識に感激したと同時に、昔観た映画のシーンが断片的に蘇ってきました。なんだかワクワクします(^-^)

    ぺんぺん

    L

    ペンペンさん iri2618 さんの高い見識と感性は、文章を読んでるだけで十分伝わりますが、私は全くそういうものは持ち合わせてませんよ笑 私の稚拙な能書きなど全部無視して、ペンペンさんの感性で純粋に映画を楽しんでいただきたいと思います!

    月屋

    L

    気になって調べてみたら、デジタルリマスター版が劇場公開中ですね。自宅でリラックスして観るのも良いですが、映画館で集中して鑑賞するのも素晴らしい体験となりそうですね!映画について、もう一言だけ付け加えます。映画の中で、語られなかったもの、具体的に明示されていないもの、存在していないことになっているものにご注目ください。ryo7519さんが「不可視の音楽化」と呼ばれているのと似ていますが、あの画面を満たしていながら顕在化していないものが、あの映画の主題だと思います。これは映画館という、特殊な環境の方が感得しやすいとおもいますよ。ワインと関係ない話になってしまって、申し訳ありません。

    iri2618 STOP WARS

    L

    iri2618 さん その主題とはまさに「音楽」ですね? 映画館で見たことないので、この機会に足を運んでみようと思います。 こちらこそ全く関係ない話に広げてしまい、失礼しました(_ _)

    月屋

    L

    本当ですね!再来週下高井戸に行ってみようかな(^。^) 実は昨夜気になってYouTubeで検索したら、スペイン語吹き替えバージョンは問題なく全編公開されていたので最初の方だけ見てしまいました。 同じ映画を再びスペイン語吹き替えで観るのは変な感じですが、iriさん達の仰るあえて語られないメッセージが掴めるまで複数の方法で鑑賞してみたいと思います。

    ぺんぺん

    L

    そもそもは私が蒔いた種f^_^;) コメントがワインから外れてしまったことは申し訳ありませんm(__)m

    ぺんぺん

    L

    ペンペンさん いやいや、そもそも自分がコメントに映画のこと書いたんで笑 これに懲りずにまた気楽にコメントお願いします!

    月屋

    L

    (^_−)−☆

    ぺんぺん

    L

    ryo7519さま このアモンティヤード、スゴい色ですね⁉︎シェリーは、普段あまり飲む機会がありませんが、大好きなジャンルです!この映画の最初の観賞後も、映画館最寄りのシェリー専門店でアモンティリャードを楽しんだことを思い出しました。でも、ここまで熟成させたものは経験がないですね‼︎機会があれば、ぜひ飲んでみたいと思います。しかし、こういうワインを、グラスでさら〜と出せるのがグランメゾンのグランメゾンたる所以ですね。

    iri2618 STOP WARS

    L

    皆様 大変愉しくお話が進んでいた模様ですね(^^) バベットの晩餐会は別の場所でもやはり話題に。一度見てみないといけませんね。(^^) ryo7519様 メモ代わりのセラー、大変偏り、また素人の感想そのままでお恥ずかしゅうございます。レストランのご紹介、ありがとうございました。 素敵なお店なので、ぜひお友達、あるいは一人でも乗り込んでみたいと思います(^^) モローの絵は十代の頃、「雅歌」を観て以来、心を奪われっぱなしです。あれから、たくさんの画家に傾倒しましたが、未だに惚れていますね。 最初に飲んだバダール モンラシェみたいなものです♪ それでは、以後お見知り置きを。

    もこぽわん

    L

    iri2618 さん 映画鑑賞後に、専門店でアモンティリャードですか!メチャクチャかっこいいですね。 専門店といえば、以前、シェリー酒の専門店のオーナー(有名な人?)のブログを見てたら、「アピシウスの海亀のスープには、デルデュークのアモンティリャードは合わない、私ならこれで合わせる」といくつかのアモンティリャードを紹介していました。残念ながら、何を紹介していたのかは失念しましたが。素人からすると、デルデュークでも十分満足でしたが、プロからするとまた違った観点があるのかなぁ。 深みのあるエレガントな色ですよね。海亀のスープの琥珀色にも映えて、しばし見入ってましたね。 シェリー酒って、なかなか合う料理がなくないですか?だからこそ食前酒として飲まれてのでしょうけど。機会があれば、飲んでいただいて、投稿してください!楽しみにしてます!

    月屋

    L

    もこぽわん さん 他のところでも話題になってるんですか! そういうお話を聞くと、俄然興味がわきます笑 一人でグランメゾンってのも乙ですね! 今回の訪問でもお一人の方が男女2名いらっしゃいました。ランチであれば、ふらっと一人で立ち寄って、ワイングラス片手に名画と料理を楽しむのもいいなぁと思いました。 十代でモローの「雅歌」魅了されるとは、なかなかの早熟ですね。直接鑑賞したことはないのですが、アンドロギュヌスを思わせる花嫁に、官能的で不安な、妖しい魅力を感じました。 今後もセラーにお邪魔させていただきます♪( ´▽`)

    月屋

    L

    バベットの晩餐会…食事のシーンで涙したのはあの映画のみ、かもです。思い出しました!

    そんぶれろ

    L

    そんぶれろ さん たしかに、食事のシーンで激しく心を動かされる映画ってなかなか思いつきませんね。 よくあるグルメ系の作品とは一線を画した映画だと思いますね! コメントありがとうございました!

    月屋

    L

    アピシウス常連の方が、海亀スープにはラ・ネルト シャトー・ヌフパプ・ブランの96が最高だと仰ってます。アピシウスの清野さんに、「堺が美味いと言ってたヌフパプを出してくれ」と言えば出てくるそうですが、値段は許容範囲を超えるかと思われます(-。-;

    ぺんぺん

    L

    ぺんぺん さん ヌフパフですか。それは初耳でした。 貴重な情報ありがとうございます。 オーダーすることはないと思いますが´д` ;

    月屋

    月屋
    月屋

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