シャトー モンブスケ 1989 現在はサンテミリオン グランクリュクラッセですがそうなる前のヴィンテージ 89年はフランスの当たり年なので基本は期待できますが、こちらのシャトーは93年に所有者が変わってから評価が上がったようでそれ以前のものなのがちょっと心配（頼みのvinicaでも90年代より古いのは投稿なし） しなやかさのある5.0㎝の天然コルクでキレイに抜栓♪ 全体にオレンジがかった色合い 一定の繊細な腐葉土やキノコの香り タンニンは完全に溶けて何一つ引っかかりのないキレイな飲み心地 出汁的な果実味を味わいつつ、余韻は冬の夕暮れのようにいつのまにか淡く消える感じ オークション品ですが予想以上に状態は良いと思います！ ただやはり前のオーナーの作りが飲みやすい軽やかなもの（と、調べたら書いていました）のせいか当たり年の割には優しく柔らかい古酒に う〜ん、左岸の82はもちろん85.86.88.89年の良い年のは素晴らしい飲み頃ボルドーによく当たったことがありますが、右岸のメルロー主体の80年代はなかなか選ぶのが難しいなぁ^^;←でも右岸の30年古酒はより手に入りにくいので良い経験にはなりました。 肩ロース肉に合わせて開けましたが、お肉以上に自分の実家産の蕪や大根ステーキの旨味しっかりな冬野菜のシンプルに合います！

YD