イスラエルの2011年 シラーズ。 開栓の瞬間から美味しいとわかった。そのまますぐに飲んでも美味しい。香りが力強く、適度なタンニンも感じる。 これならヘタる事はないだろうと、飲みほしたい気持ちを抑えて、2/3を残して冷蔵庫で寝かすことに。それが日曜の夜。 で、翌日。 昨夜のワインが楽しみで楽しみで、月曜の朝がこんなに愉快になるなんて、美味しいワインとの出会いってすごいって思いながら、通勤電車の中でVinica をみながらにやける、わかる人多いでしょうねぇ。 で、残業して、22時に自宅駅に到着。 絶好のワインタイムには少し遅いので、家まで早足で帰って、でも１日冷蔵庫で寝かせたワインだから、適温まで室温で少し置く。 焦らされながら20分、冷えた瓶が汗をかいて濡れるから、褐色緑の瓶が艶かしく甘美に見えてくるw。 そしていよいよ、コルクをはずすと…昨日よりも強い、オレンジピールとパインの香り。 そうでしょ！思わく通り大成功！心臓ばくばく。 一口。 昨晩のあけたてよりも酸味が丸くなった。かわりにミントの清々しい味わい。タンニンはほとんど感じず、彼らはすべて香りになったのでしょう。味わいは、豊かな甘みがあるけど、べとつかないサラッとした余韻がいい。 マリアージュを考える。 これなら、濃厚肉料理よりも、シャッキとした料理が合うだろうと選んだのは…、ピーマンの炒め物。タネを抜いて厚めの千切りにして、極めてレアに炒めたピーマンに、醤油とツナをあえて最後に鰹節を多めにかけた。 食べて、飲む。ふーと鼻からはいて、また食べて、飲む。 レアなピーマンの噛むたびにはぜる夏の味と、シラーズのスパイシーさと、１日寝かせて醸成された豊かな香りと相まって、、、。 うますぎ。 2011年、シラーズ イスラエル。 絶対リピ！もし、ほかのヴィンテージがあればぜひ試してみたい！

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