Kisvin Rosé写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインKisvin Rosé(2014)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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  • Original
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2021-03-26
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所酒食市場エポック
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーター

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iri2618 STOP WARS

2014 キスヴィン ロゼ 塩山 甲州市 山梨/日本 金曜日の夜、会社帰りに次男と待ち合わせて大塚の洋食屋さんでカキフライを食べました。 来週の月曜日が今シーズン最初入荷とのことで、何とかギリギリ間に合いました。 日中の暖かさと比べると、夕方以降、急に冷え込んだ感じで、熱燗をいただきながら熱々のカキフライを楽しみました。 食後は、ちょっとだけ大塚の街を散歩して、都電沿いや並木の夜桜を歩きながらお花見。 20時を僅かに回ったばかりでしたが、もうどこのお店もラストオーダーが終わっている時間でしたので、別の場所で晩ごはんと夜桜見物を済ませた連れ合いと娘も交えて、自宅に戻ってワインを飲むことにしました。 やはり、こういう花見気分のときはロゼですね♪ そういえば、大塚の都電線路沿いは薔薇の名所でもありました。 少しだけバックヴィンテージの山梨産、Kisvinの2014年ロゼをいただくことにしました。 バックラベルで確認すると、品種構成はピノ・ノワール63% 、メルロー21%、シラー16%となっています。 余談ですが、ワイナリー名のKisvinは「キスヴィン」と発音するのですね⁉︎ 私はずっと「キスヴァン」と読んでいましたが、vinicaで紐付けを調べていて、初めて気がつきました(*_*) さて、外観は強めのオレンジがかった濃いサーモンピンク。少し茶色のトーンが入っていて、これはおそらく熟成由来の色味だと思われます。 透明度は非常に高く、クリアで輝度の高いキラキラした見た目です。 香りは、かなりきな臭い火薬の匂い。還元香だと思いますが、瓶熟期間が長い分、その手の香りもキツくなるのでしょうか? ちなみにコルクは全長45ミリのDIAM5。最長の想定より2年ほど長く還元状態に置かれていたということになります。 加えて抜栓時にワインの飛沫が上がるという珍しい現象も起きましたが、これはコルクぎりぎりまで瓶内をワインが満たしていたため。 時間が経って、ややスモーキーな感じに落ち着いたワインからは、クランベリーやレッドカラントのような酸の強い赤果実香、赤い花のようなフローラルさ、チョーキーなミネラルのニュアンス、レッドペッパーを思い出すスパイシーな香りが取れます。 味わいは、とてもドライでピリッとした刺激のあるスパイシーさが前面に出ていて、果実感は旨みだけ残して後退気味。 口あたりは滑らかで、ボディには厚みと、トロッとした質感があります。 大きくて深みのある酸と、苦みと塩味を伴う強いミネラル感がワインの骨太な骨格をつくっているように思いました。 香り&味わい、それぞれの要素はかなり強いのですが、全体から受ける印象はとても上品でエレガント。 バランスが絶妙でセンスが良いのでしょうね。とても美味しくいただきました。 ワインに合わせて聴いているのは、独特の音色で知られるアンビエント界の巨匠ピアニスト、ハロルド・バッドのピアノ・ソロ作品『La Bella Vista』(2003年)。 これまた独特の音色のギターで知られる、プロデューサーのダニエル・ラノワ邸に招かれたバッドが、ラノワのスタンウェイを弾いた2回分の即興演奏の記録だそうです。 このアルバムの中の「The Rose」という曲を聴きたくなったのですが、何せ名前が蕾を思わせるバッド(Dがひとつ多い)ですからね(笑) 残響の多い、短調とも無調とも判別しかねる曲想で、ぼんやりした灯りのもと、風に吹かれて静かに咲く夜桜の姿をスケッチしたような、儚く美しい曲です。 ちょっと意味不明なアルバムジャケット(撮影:ダニエル・ラノワ)との相性は微妙ですが、キスヴィンのロゼとの相性は間違いなく素晴らしいですね♪

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