経験を積むにつれて想定内でつまらないと感じるワインが増えていきますが、それに反して最近、試飲会でハッとするようなチリワインに出会うことが多いです。多分、果実味の出方が良いのだと思います。 このワインは品質よりも海苔やヨードのようなニュアンスがあって、同じようなニュアンスのする鞍掛豆(長野や山形で食べられてるみたい)に合いそうだなと思って買ったもの。狙い通りでしたが、豆はいわゆるお浸しの作り方しか知らないので、ベストではない気はします。 濃いけどチリにしては控えめの濃さ。 グラスから溢れる果実味。黒系ベリー、海苔、ヨード、樽。 濃いタイプだが濃厚一辺倒ではなく樽もワインの香りを覆わない程度。 ニューワールドではカベルネよりも濃厚なものにしか出くわさないシラー(ズ)でやっているというのがまた嬉しい。 細かいタンニン、非常に柔らかいボディ、程よい酸。複雑でバランスが良い。この辺りはチリで2千円を超えるとかなり優秀。 ただし、やっぱり濃いワインではあるので、一本飲むのはやや辛い。 安いジャンルの高いものを買え、は個人的グルメのセオリー。安い値段で違いが感じられるから。チリの2千円超えるワインをもう少し試してみたい。

hamuito

コレつい先日僕も飲みました！ 二千円を切る価格、コスパいいですよね✨ 柔らかくて滑らか、スルスル飲んで1日で開けちゃいました…(´∀｀*)

wiwiwine

ギリギリ2千円超えで買ってしまいました>< 最近のワインはどれも舌触りは良いですが、その中でもチリのコスパが際立ってますね。

hamuito

「安いジャンルの高いもの」 覚えておきたいです！

糖質制限の男

例えば寿司を作るとして、高い刺身を買えば当然美味しいですが、高い醤油、酢、海苔を買った方がより安くグレードアップさせられると思います。 ワインも、千円台の100円の違いは一万円台の1000円の違いより大きいと思います。

hamuito