今日はちょっとした勉強も兼ねて探してみた良さそうなフランス産2014年PNのDomaine Hudelot-Baillet。開けたては少しの硫黄感、苺が出てきそうな感、レーズンぽさもあったけど、期待通り後からだんだんと雲が晴れて苺が幅を効かせ、ブルーベリーも後を追いかけ、酸味はそこそこでこなれたタンニンが締めてくれます。注いだ時に膨らむ香りが少し芳ばしい感じもあるかな？ なんだか肉じゃがにすごく合うんですよね！タンニンが薄れて苺がさらに幅を広げて香りが膨らみ、醤油とのマリアージュなのでしょうか？そこからスミレよりも濃色の花的な香りが膨らんで面白いです。ただ、グラスから嗅ぐときも、飲み込んでから鼻をくぐる香りも、どこかにハーブや森林浴をしているような冷涼感、青っぽさ的な感じが潜んでいる印象が確かにあります。 だからなのか、フィニッシュがシュッとしてるというか、普段飲みで頂いてるものよりも確実に香りはとても強くて奥行きがあるのだけれども、なんか不思議とさっぱり頂けます。そのシュッとした瞬間にちょっとだけチョコレートも見えるのですが、すぐ消えます。余韻が期待よりも短めかな。もしかしたら、これが2014年の儚さなのでしょうか。自信はないですが(^^;)でも、これとても美味しいです。すごく和食に合います。 そんな感じのワイン。

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