2012 ジャン・リケール コルトン・ブラン グラン・クリュ コート・ド・ボーヌ ブルゴーニュ/フランス ホッサーさんのグラン・クリュ強化月間に影響されて、私も恥ずかしながら、パートタイムで強化してみました（笑） 今回のブツはジャン・リケールのネゴシアンもので、ネットで調べてみると、彼のコルトン・シャルルマーニュと意図的に混同されていたり、袂を分かったヴェルジェのワインが引き合いに出されたりと、正確な情報がほとんど得られません。 飲むきっかけが半ばネタであることもあり、かなり半身の姿勢で飲みはじめたところ…なんだ旨いじゃないですか⁉︎ 久しぶりのGCですが、これはしっかり美味しいコルトン・ブランだと思います。 今日はヴェリタスのオークド・シャルドネ（モンラッシェ）でいただいていますが、液体としての煌めきぶりが半端ないですね。そこら中から光を集めて発光しているような感じです。脚の出かたも、何もないところからワインが湧き出しているみたいで、自分が錬金術師にでもなったような気分に浸れます。 香りは、具体的に個別のそれを思いつきませんが、黄金色の果実と花の香りとしか表現しようのない抽象度の高い香り。還元主義の限界を感じます。ただ、それとは別に、和のハーブ、山椒の葉やミョウガ、大葉が微かに香ります…⁇ 味わいは…ひと言で言えばリキッドゴールド（笑）こちらも要素をいちいち拾い出すのが馬鹿馬鹿しくなるような「出っ張り」や「継ぎ目」のなさ。 ホッサーさんが白炎ゴォーや白汁ブシャーしている理由がよく分かります（？） 口あたりは天使の翼のように軽やか。スゥーッと身体に浸み込んでくるようなナチュラルな素粒子感（‼︎）があります。 しかし味わいは、身動きできなくなるような強い圧力を伴った重厚感があり、 眩暈に似た知覚の混乱をきたしますが、 現実に引き戻してくれるのは、とても強いけれどしなやかな酸です。 ふわふわもふもふとズシンドシンを無理なくひとつの味わいの中にまとめ、ジワーーーーッというベクトルに向かせる力。ワインの味わいにおける酸の力を再認識しました♪ 普通にレビューしておくと、柑橘系の果実感とハチミツと強いミネラル感に途轍もなく滑らかなテクスチャーと通奏高音的（笑）な酸味を掛け合わせ、アフターテイストにビターアーモンドやヴァニラのフレーバー。気持ちの良い酸味がどこまでも引っ張る ジワジワーッとくる余韻。コルシャルとは明らかに違うコルトン・ブランの矜持。 これもまた、素晴らしいワインでした☆

iri2618 STOP WARS

レビューアップしちゃってからナニですが、いまハチミツ感が凄いです‼︎ 自制心がなく、一日で飲み切りですが、このワイン、置けば置くほど良くなるタイプですね♡ しまったぁ(//∇//)

iri2618 STOP WARS

iri2618さん(鬼)、ジャン・リケールとはなかなか渋いところを開けてますね(笑)彼のワインはネゴスの印象が強いですがコツコツと内野安打を重ねて時々ドメーヌものでホームラン放つ強打者のイメージですね。 いやコルトン・ブラン12年の味わいまるで一緒に飲んだかのようなレビューで楽しめます。 後引くハニー感まで共有してるかのような印象です(笑)。 さすが鬼のiri2618さん良い白を飲んでいますね(^o^)

白猫ホッサー

ホッサーさん 早速、反応していただきありがとうございます！ 実はシャルルマーニュじゃないコルトン・ブラン、初めていただきました。久々にGC飲みましたが、GCがなぜGCなのか？ とば口レベルのワインでも、とてもよく分かりますね。でもこんなの毎日飲んでいたら身体はともかく精神的に持ちませんよねえ？ お察しいたします。私は、これからコンビニにワインを買いに行きます（笑）

iri2618 STOP WARS

あらｯｯ こんなワインの後に泡パカを確保しに行ったのですね！？色んな意味での精神力がｺﾞｲｽｰ！！((ﾟÅﾟ))ﾜﾛﾛﾝ

-sayuri-

-sayuri- さん どんなワインの後でも美味しく飲める飲めるのがアルパカの凄いとこですね♪ お風呂上がりに氷を浮かべていただきました☆

iri2618 STOP WARS

あ、もちろん泡パカの方です（笑）

iri2618 STOP WARS

iriさんのコメントや画像から想像できますが、 凄いワインですね！ GCの底力を思い知らされるような気がします。 って…良いお値段( ；´Д｀)

toranosuke★

toranosukeさん ひと口飲んだら、白汁ブシャーッ！ の意味がわかりました（笑）お値段は…良いのか悪いのかよくわかりません（笑笑）

iri2618 STOP WARS