このワインを飲むためにグラスを新調し、ココロとカラダがワイン日和の日にいただきました。 ドメーヌ・ドニ・モルテ マルサネ レ・ロンジュロワ2006。 開けたてから、次々と香りが舞い遊びます。フランボワーズ、苺といった酸の高い赤系果実の第一印象に、ほのかなハーブ香。その先に樽香と一体となったインクの淡い香りが誘います。 誘惑に従って口に含むと、軽やかなのに果実の凝縮感溢れるチャーミングな表情に正直、笑みがこぼれます。上品で甘美な世界！酸と滑らかなタンニンが少し遅れて全体をゆっくりと引き締めていきます。そしてなんという余韻！とてつもなくゆっくりとゆっくりと時間をかけて、官能的な世界に侵食されてゆくようです。 このワインに出会ったのは、令和の初日。初めて入ったリカーショップの令和おめでとうセールの棚に3,980円のプライスカードと一緒に並べられたところに遭遇し、二度見の一目惚れ。「ワインは出会いだから」と勧めて下さったお店のお母さんの一言がうれしかったです。 奇しくもエチケットに記された2006年は、ドニ・モルテさんが自らこの世に別れを告げた年と知りました。 出会いと別れ。ワインの醍醐味を味わいながら、さまざまな縁や美しい一滴の先にあるものに思いを巡らせるひと時をくれた貴重な一本でした。

マギーヌ

マギーヌさん こんばんは、はじめまして。 フォローありがとうございます。プロフィールを拝見して、お酒の遍歴が私と同じような感じなので嬉しくなりました。 私はワインについては本当に初心者なのでよろしくお願い致します。

糖質制限の男

糖質制限の男さん こちらこそ、よろしくお願いします！ 同じ酒遍歴、私もうれしいです。 ぜひ、語り合いましょう！

マギーヌ