デュジャックとDRCがプロバンスでコラボという夢のようなワイン。メルロー、カベソー、シラー。 味わいよりも濃くて紫も強い色。 少し熟成感のある香り。軽やかで清涼感がある。紫から黒の、比較的大粒で深みのあるベリー。少しだけ軽いインク、黒糖。 非常に軽やかで重心も高め。おそらく、熟成と造りの両方によるものだと思う。 アルコールも14%も感じない。 非常に細かいタンニン 第一印象は、非常にエレガントだがブルゴーニュ的とまでは思わない。黒くて熟したニュアンスが強いものの、ハーブの香りが弱く、軽やかだから、そこまで南仏的とも思わない。 でも、考えてみれば、ブルゴーニュのトップ生産者だからこそ出せるエレガンス、バランスで、それでいて果実や液体の強さがハッキリと分かるのは南仏だからこそ。 暑い15年、暑い南仏でよくこんな軽やかなワインを造れるものだと思ったが、そういえばデュジャックの15年の軽さには驚いた。 何よりも熟成具合が素晴らしい。すぐに出すわけでもなく、熟成年数を売りにするわけでもない、本当に飲んで美味しいタイミング。もう少し寝かせるのもアリだけど。これが最新ヴィンテージっぽいから、極めて適切なタイミングで出荷してる。 食事にも合う。味はしっかりしつつも軽いから、餃子、シーザーサラダが良く合った。 ブルゴーニュでいうなら、かなり良い村名くらいのレベルだと思うが、それが熟成されてて2千円台。超ハイコスパ。こんな良心があるなら本業の方もどうにかしてもらいたいが…それだけ土地代や他のコストがかかるということなのか。 これはリピートする。次は寝かせるかな。白も買おう。

hamuito

面白いワインですね！こんなプロジェクトがあったとは。 流石ポチりました〜♪

Nori81☆

僕も最近知って即ポチりました。 ちらほら見かけるブルゴーニュの造り手が南仏で造るワインが大好きですが、これは特に良いです！

hamuito