スペイン北西部、カスティーリャ・レオン州のピエルソ、ペタロス2016。メンシア100%。 色味は紫ががった濃い目のルビー、香りはスミレ、ブルーベリー、樽香、タバコ、シナモン。時間が経つと香りが混ざりあい一体感が出てきて良い。 飲み口は、豊かな濃縮感ある果実味に力強くも滑らかなタンニン、程よい酸味、肉厚なイメージ。面白いのはタンニンは後からやってくるようで、口に暫く含んでいるとどんどん荒くなり、舌を痺れさせる。スッと喉に落とした方が良いかも。 ボトルの形からしてブルゴーニュ型、それもそのはずスペインのメンシアというブドウはスペインのピノ・ノワールと言われるようで、アルコール度数13.5%の濃いピノにシラーのスパイス感が合わさったような味わい。まずまず複雑な香り味わいで、これで2,200円とはお安い！ ちなみにスペイン料理は地域の特色がはっきりしており、北ではフランスに影響を受けた煮込み、中部では狩猟の肉をベースにしたロースト、南部ではとにかく揚げることから始めると言われる。 このワインの生産地ピエルソはスペイン北西部の海岸沿いで、タコのガリシア風で有名なガリシアにも近く、海産物が多く消費される土地柄。赤いスパイスのかかったタコとややスパイシーなこのワインは合いそうだ。

TKR

スペインは馴染みがないので勉強になります！

genchidx2

私も調べて書いて勉強している状態です！

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