セドリック・ブシャールの06アンフロレッサンス・パーセル・ブラン・ド・ノワール、デゴルジュは2013。若いうちはわりとドライだったりタイトだったりすることもあるセドリック・ブシャール、こちらは彼のシャンパーニュの中では比較的前めのヴィンテージで瓶熟の期間も長く、デゴルジュから三年以上経過していることもあり、まあいけるかな？くらいに思っていたら・・・ 泡立ちはもともと柔らかめの彼のワイン、かなりきめ細やかでブルゴーニュグラスで泡を飛ばしながら。蜜のしっかり詰まった熟れたリンゴの香り、口当たりは06のシャンパーニュの特徴かなとも思うが、かなり柔らかい。蜜、洋ナシの印象。酸はトゲがなく果実味の中に溶け込んでいる。ノワールって野暮ったくなるワインもあるけど、こちらは全体的に優雅ということばがぴったりなくらい、やさしく品のある造り。 と、たまには長く書いてみる。

KEN.S