イタリア　ピエモンテ ネッビオーロ 2015年 S$66 (95-29) ザクロや李、クランベリー。 ローズマリーやバニラ。 仄かに皮革っぽいワイルドな香りも。 口に含むと、甘酸っぱさが印象的な赤系ベリー主体のアタック。 酸がイキイキしてて小気味良い。 ボディはミディアムで軽やかに上抜けする体躯。 中盤から樽由来の？バニラっぽさとミネラル感が複雑さを出す。 収斂味はやや刺々しいけど嫌み無く、複雑さにプラス要素。 余韻には各要素が上手く収束してバランスし、一方で高いアルコールからのドライさから膨らむ感じ。 存在感を示す酸味と収斂味に対して、果実味が上手くバランスして調和されているのが好印象(^^) 色合いも薄く、ピノ・ノワールとベクトルは近いようにも思いますが、やっぱり収斂味の出方は独特と言うか…繊細と言うよりは力強いタンニンの主張って感じでしょうか。。 総じて好印象(^ ^) ネッビオーロって、若飲みNGな認識でしたが、この子は今飲んでも外交的に近寄ってきてくれます。 VTの特徴なのでしょうか！？ 上位ランクのキュヴェをポチっとしちゃいました♪

Toshio Iimura