『No.594 サヨナラ、2019年』 大晦日...おぉ、もうそうなんだ！2019年ももう終わりなんだね。早い早い...怖い怖い(福田和子風)。 そんな今日は、年末年始の食材購入に、実父の誕生日プレゼント購入(元旦生まれ)、年賀状印刷(キタムラすげ〜っ！)、洗車と今までのツケがたまったようなドタバタな一日。でもどうにか片付けて、夕飯までこじつけられたのが何より。 カリヤカ家の大晦日はすき焼きだから！ だから今夜の夕飯は... ・すき焼き この日を逃すと、来年の大晦日までお預けだし。そして今夜のすき焼きに合わせるべくの2019年最後の一本は、フレデリック・コサールのヴォルネイ2008年をお供に。何年か前に運良く買うことができて、セラーで寝かせて、そして今年の〆の一歩に。うーん、楽しみだなぁ。 抜栓し、グラスに注ぐと淡いルビー色。おぉ淡いなぁ...味わいも薄旨系なのかな？まずは香りの方から...うーん、ベリー系やプラムのような華やかでチャーミングな香りがふわっと漂ってくる。そして一口...うっ、これは美味い！まず感じるのは豊かな果実の味わい！ストロベリーにラズベリー。レーズンのような湿り気を帯びたニュアンスも感じられる。豊かな果実味に、出汁的なエキスやコリっとしたミネラル感をしっかり感じさせる辺りはさすがフレデリック・コサール！これ買い葡萄なのかほんとに！ 力強くもエレガントな飲み口、この豊かな味わいは流石の一言。すき焼きとも良く合うわけで。肉はもちろんのこと、白菜やキノコ類、豆腐や糸こんにゃくにも優しく寄り添う感じがとても良い次第。 なんてったって、センスいいなぁ...って思わせる飲み口がたまんないよなぁ。 2019年の締めにふさわしい一本だった！ごちそうさまでした！ 良いお年を♬

カリヤカ・ズノリ