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4.5
アンリオ アンシャンテルール2000 琥珀色 桃のコンポートやレモンのハチミツ砂糖漬 甘やかなブリオッシュに蜜蝋、シナモンが香る アフターにはグレープフルーツの果皮を思わせる香りが抜ける これだけの熟成を経ていながらナッツ要素は強くなく、甘やかなブリオッシュと爽やかな柑橘をベースとした香りが主体でスタンダードキュヴェまで一貫して見られるアンリオのらしさが表現されている 酸は綺麗に溶けている 硬さの名残と広がりのある苦味が全体を引き締めており、酸泡ともに落ち着いてなお輪郭はピンと張っていて緩むことがない アンリオの旧プレステージキュヴェ、そのラストヴィンテージ エメラがフレッシュな果実を中心に果実味豊かな溌剌としたモダンスタイルを目指したのに比べると熟成分を差し引いてもクラシックで重厚な印象を受ける 20年の時を経てもchの繊細で上品、全体を引き締める酸と苦味の名残が見て取れ、他メゾン以上にメゾンのスタイルを強く意識していると想像する 熟成シャンパーニュとしてスタンダードとは言い難いものの、クセは強くないので古酒に目覚めるきっかけになりやすい一本かもしれない
okn
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アンリオ アンシャンテルール2000 琥珀色 桃のコンポートやレモンのハチミツ砂糖漬 甘やかなブリオッシュに蜜蝋、シナモンが香る アフターにはグレープフルーツの果皮を思わせる香りが抜ける これだけの熟成を経ていながらナッツ要素は強くなく、甘やかなブリオッシュと爽やかな柑橘をベースとした香りが主体でスタンダードキュヴェまで一貫して見られるアンリオのらしさが表現されている 酸は綺麗に溶けている 硬さの名残と広がりのある苦味が全体を引き締めており、酸泡ともに落ち着いてなお輪郭はピンと張っていて緩むことがない アンリオの旧プレステージキュヴェ、そのラストヴィンテージ エメラがフレッシュな果実を中心に果実味豊かな溌剌としたモダンスタイルを目指したのに比べると熟成分を差し引いてもクラシックで重厚な印象を受ける 20年の時を経てもchの繊細で上品、全体を引き締める酸と苦味の名残が見て取れ、他メゾン以上にメゾンのスタイルを強く意識していると想像する 熟成シャンパーニュとしてスタンダードとは言い難いものの、クセは強くないので古酒に目覚めるきっかけになりやすい一本かもしれない
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