ワイン | Leeuwin Estate Prelude Vineyards Chardonnay(2015) | ||||||||||||||||||||
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まとめ 基本的にはブルゴーニュを目指した造りに感じた。ただ、ブルゴーニュの中でも、シャブリだったりモンラッシェだったりと目指す造りは違ったように思う。ブルゴーニュの頂点であるモンラッシェは比較的南にあるから、ニューワールドがブルゴーニュに近づけようとするならモンラッシェを目指すのがやりやすいし評価も高いんじゃないかと思うけどそう単純なものでもないのかな。 偉そうだけど、科学が先行しすぎてるんじゃないかなと思った。もちろん農薬使いすぎとかいう意味ではない。今の科学技術で解明できない部分は、経験に頼るか文化や伝統に委ねるしかないわけだが、その部分が抜けてるから、質は高いのに心打つものがない、唯一無二の個性が感じられないのではないか…と僕はそんな偉そうに言える者ではないのだけど、確かに前に試したオレゴンのピノが個性が確立されていてそれぞれが完成していたのと比べて、何かが違うと思う。オレゴンも歴史のある産地でもないのだけど。 その分クリーンで安定感もあり、もちろん品質は確か。コスパはやっぱりブルゴーニュよりは良いけど特筆すべきものではなく、話題性や知的好奇心からブルゴーニュを選ぶ。 スクリューが多いということもあり、冷蔵庫に一本あると嬉しい。
hamuito
おすすめは真ん中の2本
hamuito
テーマ別試飲2西オーストラリアのシャルドネ 色は非常に薄い(飲むと尚更そう感じる)。光沢もあり、極めて澄んでいる。 香りは石灰、レモン、南国系の果実の順。南国系の果実は比較的控えめでレモンの方が前面に出てる。シトラス、青リンゴ。 豊富なミネラル。僅かだが厳しさすら感じ、かなり北の産地を思わせる。 樽は強めだがバランスが良い。 旨味も乗ってる。 酸は非常にシャープで自然。 どこか清涼感。 …文句の付けようが無いぞ? 強いて言うなら格調高さは無い。特別な構造や複雑さは無くて、本格派だけど外交的でカジュアル。その分食事と合って、そのせいもあって減りが早い早い(笑)。値段と地域を知って買う人が何を求めるかですね。 少しだけ冷やして。 ブラインドなら…各要素が自然すぎて、かつミネラルと酸が強いからブルゴーニュを疑う余地はない。シャブリ的な石灰とレモンは南国系果実と矛盾。でもピュリニーよりは北に感じる。レベルとしては村名相当だがそれにしてはカジュアル。ということで、すごく良くできたマコンもあるかもしれないけどサントーバンと答えるかな。すごい人は石灰と南国系果実や樽との矛盾からブルゴーニュ以外を考えるのかな?それともこれくらい考えてるのにニューワールドを考えない自分がおかしいのかな?
hamuito