Ch. La Baronne Carignan Sans Soufre Ajouté写真(ワイン) by カリヤカ・ズノリ

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REVIEWS

ワインCh. La Baronne Carignan Sans Soufre Ajouté(2018)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2023-09-06
飲んだ場所
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購入単位
価格帯
価格
インポーター

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カリヤカ・ズノリ

『No.1009 フレッシュさとフルーティさと丸さの三位一体具合』 所用で遅めの帰宅。妻と娘はすでに夕飯を済ませていた。そんなこともあろうかと一応夕飯らしきものは買っていたので、早めに風呂に入り、夕飯の支度を済ませた。 皿に盛り、何を飲もうか選んでいたら、娘が食卓に並んだ夕飯を見て「美味しそう…ちょっとちょうだい」とのこと。歯みがき前なのにね。 でも、自分も小さかった時、遅く帰った父の夕飯をついばむの好きだったなぁ。なんだか美味しそうに見えてくるんだよね。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・子羊の煮込み ・マルゲリータ風グラタン ・茄子のチーズ焼きと手羽元のグリル 子羊の煮込みは無印のレトルト、グラタンはセブンの期間限定商品、茄子と手羽元は妻が作った残り。そしてフランスはラングドッグのシャトー・ラ・バロンヌ、カリニャン・サンスフル・エチケット・ブルー2018年をお供に。夏の終わりにどうかしらん…と思いつつも、子羊の煮込みもあるからまぁいいか。娘が早く食わせろという顔してるので、写真だけ取って娘に手渡す。 全部食べるなよ… 抜栓し、グラスに注ぐ。少し濁りを感じる赤紫。香りの方を…おぉ、もっとやんちゃな香りがするかと思いきや、そうではなくブルーベリーやカシスのような赤黒系の果実香。そしてうっすらと腐葉土のニュアンス。そして一口…あ、なんて飲みやすい。ちょっと拍子抜けするような飲みやすさ。そしてフレッシュで丸みを帯びた飲み口。 ブルーベリーやカシス、プルーンのような少し野性味を帯びた果実味、液体にきれいに溶け込んだ感のある酸味、中心に感じるしっかりとした旨味、この滑るように滑らかな飲み口は正直驚いた。 今まで何度かシャトー・ラ・バロンヌのワインを飲んだが、少々荒くれた感の否めない飲み口だったような気がするが、このエチケット・ブルーはそんな様子がほとんどなく、実に社交的でおりこうさん。ボディもミディアムで気軽にククーっと楽しめる。 まず、子羊の煮込みとは非常に相性が良い。羊独特の風味と合う合う。刺々しい風味をマルッと包み込むよう。飲むたびに感じるフレッシュな果実味とほの甘さがまた良いんだなぁ。マルゲリータ風グラタン(娘が半分以上食べたが)とも合う。トマトの酸味をこれまた包み込むように。 夏にどうかなぁ…なんて思ったけれど、これに関しては問題なし…だと僕は思う。フレッシュさとフルーティさと丸さの三位一体具合が絶妙なそんな一本でした。ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ

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