Saccoletto Daniele Aurum写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインSaccoletto Daniele Aurum(2009)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2019-09-30
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所葡萄酒蔵ゆはら
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターエヴィーノ

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

バルベーラ祭り!:その113 2009 サッコレット・ダニエーレ アウルム ピエモンテ/イタリア 3週間ぶりのバルベーラは、バルベーラ第三の都、モンフェッラートの異色作。 サッコレット・ダニエーレは、こちらを含めて4種類のバルベーラ100%ワインをつくる、この品種のスペシャリストです。 このアウルムは初めていただきますが、樹齢30〜40年のバルベーラを樹上で完熟させ、厳しいセレクションを経てバリックで60日間かけ果皮とともに発酵。その後、ほぼ10年間熟成させてからリリースした特別なワイン。 遅摘みのバルベーラにバリックといえば、ブライダのアイ・スーマを思い出しますが、あちらは通常カテゴリーの中に敢えて留まったバルベーラ。 こちらは、規格的にも味覚的にもDOCの範疇を超えて、アマローネのような陰干し感まで到達した変態さんです(笑) ちなみにアルコール度数は驚愕の15.5%! ヴィンテージは違いますが、手元にある2001のアイ・スーマを確認したら「15度未満」という表記がありました。 さて、ボトルをよく見ると、このワイン、何とスクリュー・キャップですよ∑(゚Д゚) ピエモンテのワインではあまり見かけませんが、高アルコール度のためのブショネ予防措置でしょうか? キュルキュルっと開けてグラスに注ぎます。 外観は、ややブリックのトーンが出始めた淡いガーネット。予想以上に薄い色調で、これにも少し驚きました。 透明度は僅かに低めで、少しマット感のある見た目。ラルムはたっぷり、ねっとり、ゆったり流れます。 香りは、かなり独特のオリジナリティあふれるタイプ。 熟成したブランデーや甘口のシェリー、レーズンやドライフルーツの香りに続いて、フランボワーズのリキュールやブルーベリーのお酢、黒糖、シナモン、クローブ、ミキプルーン、リコリス、ミントシロップ、レザー、ドライフラワー、錆びた鉄など、本当に多種多様で複雑な香りのフラグメントが賑やかに立ち現れます。 香りに関して最初の印象は、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラみたい⁉︎ です。 口に含むと、揮発酸系&フルーツ由来と思われる、ちょっと強めの酸によるファーストアタック! ただし、鋭角的なものではなく、角の取れたまろやかさがあります。 続いて、10年の熟成期間を経てもまったく枯れることのない、瑞々しく「赤」っぽい果実味と「黒」っぽい甘み。 ワインに完璧に溶け込んだステルス性のタンニンと、アルコールになりきれずに残存した、黒蜜のような性質のほんのりとした甘さのコンビネーションが分厚いボディの基になっているみたいです。 温かみのあるドライさと、昆布出汁のような旨みが、ワインに深みと奥行きを与えていて、立体感のある素晴らしい味わいを構成しています。 ただ、これだけたくさんの要素が詰まったワインであるにもかかわらず、重さはなく、とても軽やかな味わいです。 味わいに関しての第一印象も、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラみたい⁉︎ です。とてもバルベーラからつくられたワインとは思えません(苦笑) 飲み進めるうちに、黒蜜調の「ドライな甘み」が存在感を増してきますが、全体のバランスが崩れることはなく、なかなか面白い個性の発露だと思いました。 思うに、この独特の甘みがこのワインの本当のコアな部分ですね♪ ちなみに、ワインの名前であるAurumは「黄金」という意味のラテン語だそうです。 確かに、このワインの個性は黄金にも比肩しうる価値のある唯一無二のものだと感じます。 個性的なワインには個性的な音楽を合わせたくなるのが私の基本姿勢です。 ジャズとプログレとクラシックとミニマルとエレクトロニカの錬金術のような美しい音楽、E.S.T.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)の『 Tuesday Wonderland 』。 ピア二ストのエスビョルン・スヴェンソンを不慮の事故で失い、もはや新作を聴くことが叶わないのが返す返すも残念ですが、残された音源は、こちらもまさに黄金の輝き! 黄金同士の融合も素晴らしいケミストリーを生み出してくれます。本当に美しい組み合わせです♡

iri2618 STOP WARS

L

ちょっとー! 何て美味しそうなバルベーラを飲んでるんですかー(^^) 色あいが薄いので珍しくネッビオーロ飲んでるかと思いました(笑)

Da Masa

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これはまたぶっ飛んでいますね。 バルベーラ初心者は止めておいた方が良いかなと思ったのですが、2007が1本だけあったので、ポチりました。(笑)

chambertin89

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Da Masaさん これはかなり変態さんのワインでした。誤解を招きそうだったのでレビューには書きませんでしたが、干し椎茸(どんこ)の香りまで感じました∑(゚Д゚) 値段も全然高くないので、是非お試しください!

iri2618 STOP WARS

L

chambertin89@X-BLACKさん これは全然バルベーラっぽくありませんが、美味しいですよ! このワイン自体は辛口の範疇ですが、アマローネとか半甘口のシェリーが味も香りも近い? まあ、面白いワインであることは間違いありませんので、楽しみにしていてください(笑)

iri2618 STOP WARS

L

iri2618様 本日到着しましてが、一般的なヴィンテージ表記がないのですね。 iri2618様のものはバックラベルの16-09が2009を表しているのでしょうか。 私のは2007なのですが、バックラベルは10-07になっているので、そのように思います。

chambertin89

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chambertin89@X-BLACK さん EUのワイン法だと、テーブルワインは年号表示ができないので、あの手この手で暗号みたいにヴィンテージを入れてきますね(笑) 地理的呼称ができなくても、堂々と地図をエチケットに入れたり、創意工夫という言葉を思い出し、胸が熱くなります(@_@)

iri2618 STOP WARS

L

iri2618様 なるほど! 納得です。 確かに胸熱ですね。(>_<)

chambertin89

L

このワインの甘さを また飲みたくなりました^ - ^

h

L

素晴らしいワイン、素晴らしいバルベーラですね! 私もまた飲みたくなりました(苦笑)

iri2618 STOP WARS

iri2618 STOP WARS
iri2618 STOP WARS

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