Ninquen Mountain Vineyards写真(ワイン) by ひつじ、

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REVIEWS

ワインNinquen Mountain Vineyards(2014)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2020-01-22
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購入単位ボトル
価格帯10,000円 ~ 29,999円
価格
インポーターVin Passion

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ひつじ、

■テイスティングノート ○アロマ バニラ、シナモン香主体、黒系果実 ○ブーケ ・ミルクチョコレート ・バターコーンラーメン ○味わい コテコテ ■テクニカル 産地:ブロックNo.180, 181, 187のみ 品種:CS60% SR40% 栽培:リュット・レゾネ。春から秋先までほとんど雨が降らない地中海性気候のため、病害が発生しにくく、ビオに近い栽培が可能 収量:カベルネ(26hl/ha)/シラー(47hl/ha)とボルドー1級シャトー(平均55hl/ha)より少ない超低収量 醸造:手摘み収穫。ダブル選果を行い、最高品質の葡萄 のみ使用。より優れた色調や香りを引き出す為、アルコール発酵前に4日間の低温マセラシオン。29~32度で、1 日3度ポンピングオーバーを行いながら発酵。その後、平均30日間醸す。 熟成:フレンチオークで24ヶ月熟成(ノンフィルター、ノンファイニング) アルコール度数: 14.5% 残糖: 1.99 g/L pH: 3.57 ■ニンケンについて 1910年後にグラス家の礎を築く「ホセ・マリア・グラス」が、スペインのバルセロナから遠く離れたチリに 渡った。 誰もが首都サンチャゴ近郊で新たな生活を送る中、彼は偉大な葡萄栽培の可能性を見出し、道路も鉄道も何もない時代に、首都から200kmも離れたコルチャグアに居を構え葡萄栽培を始めた。 孫のエルナンとエドアルドのグラス兄弟は、祖父の熱い想いを受け継ぎ、祖父が育てた葡萄から自らの 手でワインを造る為、コルチャグアにワイナリーを創設した。 「モンテス」や「ラポストール」等のトップワイナリーは、1990年代に入ってからコルチャグアに畑を開拓し、 ワイナリーを構えたが、このコルチャグア・ブームの遥か昔、ホセ・マリアの時代から葡萄栽培家(グローワー)としてコルチャグアに根を張ってきたグラス家だからこそ、誰もが羨むこの特別な山を託されたのだ。 コルチャグアから世界のグラン・ヴァンに比肩するワインをエルナンとエドアルドは、「コルチャグアから究極のワインを造りたい」という祖父の遺志を受け継ぎ、彼ら に託された神聖な山「ニンケン」の斜面に畑を切り拓いた。 トップワイナリーのほとんどが平地で葡萄を栽 培する中、二人が挑戦した「山の斜面への植樹」は革新的な試みであった。後に、多くのワイナリーが彼らの試みを受け、斜面への植樹に追随していった。 二人は「Mont=山」「Gras=グラス家」つまり「山に畑を切り拓いたグラス家」の意を込めて、ワイナリー名 を「MontGras」と名付けた。 それほど、グラス家にとってニンケンは、極めて大切なレガシーなのだ。 その昔、アンデス山脈の雪解け水が大量に流れ込み、雄大な湖の底だったコルチャグアの平地。 しかし、そこに突如出現した火山があった。それがニンケンである。ニンケンは地政学的には海岸山脈の一角であり、平地とは全く異なるテロワールを持つ。 コルチャグアの平地は、かつて湖の底だったため、小石や砂利も混じる、肥沃ながら水はけの良い土壌である。また日照量も豊富で積算温度も高く、フルーティ・ヴァラエタルワインには絶好の条件をもつ。こ こから生まれるヴァラエタルワインは、英国の高級グロッサリー等を始め、世界を席巻している。 一方ニンケンは、例外的な「山」の地形で、標高が高く、平地と比べても積算温度は低くなり、特に頂上 部に於いては平地と比べて約2~5度も気温が低い。土壌は火山岩を多く含む火山性であり、ワインに雄大な骨格や長熟力を与える豊富なミネラルを含む、非常に痩せた水はけの良い土壌である。 温暖で肥沃なコルチャグアの中でも、ニンケンだけはフランス等の偉大なグラン・ヴァンに比肩するシリア スなワインを生み出すことができる、究極のテロワールを持っているのだ。

ひつじ、

ひつじ、
ひつじ、

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