今日はイヴォン クレルジェ ヴォルネイのプルミエ、ビンテージは2007。 色は熟成掛かっててエッジが良い色。 香りは正にヴィンテージブルゴーニュのそれ。如何に南アフリカのレベルが高くても、やはりこの香りは経年ブルゴーニュだけに出せるそれといった奥深い香り。 ただ味わいは香りの期待に削ぐわずでした。 一言で言うと酸が目立つ印象。酸が突出してるのではなく、酸以外が丸過ぎた。旨味、甘さ、果実味と言った要素が経年で溶け込んではいるが、出力として弱め。飲み頃過ぎてたかも。 勿論美味しくないワインではないけど、ヴォルネイは女性的だからで片づけたくない、もう少し味わいのボリュームが欲しかったのが正直なところでした。

deesan