『No.954 安心のガルガーネガ』 月曜日。今日から新年度というところも多いのであろう。自分の勤務先は決算期も11月なので通常の月初めという感じなのだけど、娘は今日から保育園の年長さんクラスになり、行きの車内で見る「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんも新しい人に。 いろいろ変わるんだね。娘も保育園あと一年。がんばれ！ そして帰りに新しい担任は保育園に入った時の担任と同じになったよと嬉しそうに報告。良かったねホントに。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・エビフライと唐揚げ ・新じゃがとベーコンのグリル これにご飯と味噌汁とキャベツの千切りといった具合。こないだの土曜、道の駅で行われた、じゃがいも詰め放題イベントでゲットしたジャガイモをグリル。じゃがいも好きの我が家、まだまだあるぞ！そしてイタリアのテッレ・ディ・ピエトラのクエルチャ・ラボ・リオーザ2017年をお供に。お初の作り手さん、こんにちは。ガルガーネガ100％の一本。ガルガーネガってだけで、安心して飲める気がする。 抜栓し、グラスに注ぐ。ほんの少しだけ濁りを感じるような黄金色。ふんわりと柑橘やパイナップルのような豊かな果実香が漂ってくる。そして一口…ああぁ、想像していた通りの美味しさ。いや想像してたよりちょい斜め上に美味しいぞ！ 酸味は比較的穏やか(たぶん購入してからしばらく寝かせといたからかな)。果実味は実に豊か。蜂蜜がかかったレモン、グレープフルーツの皮に近い部分、蜜の詰まった林檎、パイナップルといろんな果物の要素を感じる。んでもって果実の風味は豊かだが、無駄な甘味は感じさせない…という最近のヴェネト州のガルガーネガにあるマナーの良さ(あくまで主観)。決して食事のお邪魔はいたしませんからね…というワインの配慮。素敵です！ まず野菜と合う！マヨネーズやレモンを和えた千切りキャベツにトマト。キュッキュッとグラスから勢いよくなくなっていく。エビフライにはレモンを、唐揚げにもレモンを。コリッコリのミネラル感も相まっていい調子。 そしてローズマリーで風味付けした新じゃが、そしてベーコンのグリル…完敗です。負けました。相性良すぎです。僕も、そして途中から参戦した妻もノックアウト。美味しゅうございました。 食中酒としてのポジションを、しっかり自覚しているなぁ…なんて偉そうに思ったりするわけで。ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ