香りは流石はグランクリュというヴォリュームでしたが、味はまだまだ馴染んでない印象。 あと5年はあけるべきではないワインだと思いました。 <栽培> 畑は多くのブドウ樹が古樹のため自然に収量がおちます。リュット・レゾネ(減農薬栽培)で耕作されており、有機農法への転換にも興味があります。除草剤や化学肥料も使用せず、自然で健康的なブドウを育ています。殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。 <醸造> 厳しく選別された果実は、除梗した後一週間に及ぶ低温マセラシオン、発酵プロセスで自然に抽出が行われるようにし、収穫年や銘柄に応じてピジャージュやルモンタージュを実施します。今では除梗も１00％行います。 <熟成> ほとんどのワインが50～70％、グランクリュで100％新樽使用しています。樽熟成中は澱引きをせずに瓶詰前に軽い濾過を行います。

村上謙太@名古屋ver2