イタリア エミリア ロマーニャ バルベーラ50%、ボナルダ50% 2002年 まず酸がキレイで何か食事と合わせたくなる感じ。 飲み頃ジャストと思えるフルーツがど真ん中に居座っていて、トリュフの様な旨み、スーボワ、スパイス、ドライフラワーの濃密な香味がアドオン。 旨酸バルサミコやヨードも効いてる。 中盤以降はそれぞれの要素が渾然一体となって複雑。 エキスの熱量は20年エージングを感じさせない。 長い余韻も突出した要素はなく、充実した旨みが主役のままフェードアウト。 美味しい〜 まず酸がめっちゃイイです！ 20年寝てやっとこの唾液を促すジャストな酸にたどり着いたんでしょうか〜(^ ^) ワイルドなニュアンスがアクセントとして心地よく感じられますけど、いわゆるナチュラルワインのネガティブな要素は全く気にならないレベルです。 ピークを越えた枯れたニュアンスよりもフルーツ感が残ってる方が好みの自分には今がちょうど飲み頃に感じますけど、ちゃんと保管できればもっとエージング出来そうです。 あ、でも、コルクは既にボロになりかけてるので抜栓の際には注意が必要。。 ローストポーク＋塩＋オリーブオイル＋ニンニク少し＋トマトソースなんかは絶対マッチしそう(^ ^) すごいなぁ〜 ブドウのエネルギーと造り手さんの想いがギッシリ詰まってると感じます♪

Toshio Iimura