ワイン | Luce della Vite Luce Brunello di Montalcino(2005) | ||||||||||||||||||||
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評価 | |||||||||||||||||||||
味わい |
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香り | |||||||||||||||||||||
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10年間大事に保管されたワイン、さらに元気をもらったワインとのこと、funza様のコメントからは感謝の気持ちが滲み出ています! こちらまでニヤニヤしてしまいました(^^)☆
LaraMoon
Laraさん、コメントありがとうございます? 正直なところ、好みの味では無かったのですが、最後までこなれない手強いタンニンや野太いアルコールのボリューム感に、「現状に甘えるな、もっと、がむしゃらに前に行け」的な親友のメッセージが込められているような感じがしました。まったく、酔っ払いは、物事を都合よく解釈するものです(笑)
funza
2005年。ルーチェのブルネッロ。 粘性たっぷり、濃くて辛口、樽感もたっぷり。 香りは、まず、ローストしたオーク、アニスにバニラ、チョコレート、果実は熟してレーズン中心、ドライフラワー、それらを包むような、タールにアルコールのニュアンス。タンニンもたっぷりで、まだまだ20年30年は熟成しそうな大物感あり。 力強いというか、猛々しいこの全体感は、よくブドウが熟した2005年の作柄の影響だろうし、90年代から21世紀初頭にかけてのトスカーナ(スーパータスカン)のトレンドを反映してるだろうし、さらに、よくよく考えると、古き良きイタリアワイン、とりわけ、昔の、ブルネッロ、バローロ、タウラージらに共通する、樽樽しくて、ソリッドな辛口マスキュランワインの系譜に通じるようなところもある。 強くて濃くて、日常の料理にあわせるのは難しいワインだし、タンニンの厳しさと近づき難さから、飲み慣れない人にはとりわけ難しいワイン、と思う。酔った頭に、パワーに傾注し過ぎた"昔栄えた恐竜みたいなワイン"というイメージが浮かぶ。 このワイン、実は購入したものでなくて、10数年前、自分の転機に、親友が贈ってくれたもの。ずっと寝かせていて、節目の週末に開けたもの。猛々しいこのワインのパワーに背中を押してもらったような気になりました。明日から、頑張りましょう!
funza