フランス南部のラングドック地方、アンヌ・グロ＆ジャン・ポール・トロ ラ・サンコント・サンコント2019。カリニャン30%、グルナッシュ30%、シラー25%、サンソー15%。 色味はやや紫がかったガーネット、香りはブルーベリーのバランスにホワイトペッパー、軽くロースト感のある樽香、肉とアニスの東洋スパイスの香りに、軽くナチュール特有の香り。 飲み口は中庸な重さの口当たりに、やや濃縮感ある果実味、タンニンと酸味は滑らか。ラストに少し岩塩のようなミネラル感。濃い色の見た目よりも軽やかな中庸な重さで、やや野性味を伴う素朴(シンプルじゃなく)な味わいのワイン。 後述するがブルゴーニュの有力生産者の手によるワイン、だからというわけではないが、ラングドック産にしてはやや濃縮感ある果実味がありつつも、同時に軽やかでまとまりの良さを備えている。ブルゴーニュのよう、まではさすがに言い過ぎだが、ラングドックに立ってブルゴーニュの方を向いている、くらいは言える。 ブルゴーニュの名手である、ヴォーヌ・ロマネ村のアンヌ・グロと、ショレイ・レ・ボーヌのジャン・ポール・トロの、実は夫婦な二人が、ラングドック地方で作るワイン。 だからワイン名も英語で言うところのThe 50/50、二人で協力する、あるいは分かち合う、という意味のワイン。ぜひワイン好きのパートナーと共に。 なお翌日にはナチュール感が軽減されるので、ナチュール苦手な方は早めの抜栓をお勧め。個人的には2日目の方が好み。

TKR

コレ買いたかったヤツ〜！前日抜栓で挑みたいです（笑）

はじめ。