猫ルージュ　三養醸造株式会社 ラベル買いの赤ワイン。 〜以下公式サイトより引用〜 山梨県山梨市牧丘町の複数年（2015年：樽熟成2年、2016年：樽熟成1年、2017年：ステンレスタンク発酵）のメルローと甲州市勝沼町産のピノ・ノワールをブレンド（メルロー85％、ピノ15％）し、淡い色調ながら、飲みごたえと余韻のあるワインに仕上げました。 三養醸造イチ押しの猫ラベルです。 〜以上公式サイトより引用〜 ヴィンテージから品種・熟成方法までシャンポンしてアッサンブラージュした赤ワインは流通してるワインの何%だろう。 色は輝きのある中等度のラズベリーレッド。グラデーションがあり、退色感が見えるので単一品種ならしっかりと熟成されてるイメージ。 香りは大きく、甘やかな果実味に酸味もしっかりと取れる。樽香・ナッツ・ラズベリー・薔薇・腐葉土の複数の要素が取れ複雑（アッサンブラージュしてるし）。 アタックは中等度、甘みはソフトで酸味は溌剌とした中等量、タンニンは緻密な中等量。味わいとしてもすぐ飲めるバランスな印象がある。 これは様々な矛盾を内包しているワイン…。 人はいつでも二面性の中で揺蕩う。忙しいときは長い休みを求め、暇なときは何かやるべきことを欲する。 今、あなたは総合的に幸せですか？ライフワークバランス（コストパフォーマンス）に見合う生活を行っていますか？このワインは3300円の満足を提供できましたか？ もしあなたが現在の生活、現在のワインに満足していたとしても、今後も今の生活、このワインを生涯飲み続けで良いですか？ 人間は強欲な生き物で、誰しも今以上のものが未来に待っていると期待している。 過去はもう存在しないし、未来はまだ存在しない…常に「今現在」を適切に判断して対処できる人間が、生涯を通して幸せに生きられる。 日本ワインの後先、山梨メルローの後先、三養醸造の後先…それが今現在のワイン需要や生産能力に適切に対応できてるとしたら日本ワイン・山梨メルロー・三養醸造の未来は明るい。 それは猫の目のように常にコロコロと変わるもの。今飲みたいワインが今飲むべきワイン。

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