日本の岡山県、ドメーヌ・テッタ シャルドネ バリック2019をグラスで。シャルドネと表記があるが、アッサンブラージュはシャルドネ96%、メルロ3%、ピノ・ノワール1%という黒ブドウが混ざっている不思議な組み合わせ。 色味はややオレンジがかった濃いイエローで軽い濁り味あり、香りは熟した洋ナシのバランスにグレープフルーツのニュアンス、イーストの酵母感と石灰のミネラル感。 飲み口は厚みある口当たり、ふくよかな果実味に滑らかな酸味。ナチュールであるが癖もなく、果実や香りをストレートに楽しめる。 バリック＝樽と名打っているので、てっきりバリバリバリックなバニラ！かと思ったらそんなことはなく、樽は隠し味程度の心地よいバランス。 余談だがエチケットのパンダの構図が妙に崩れていて、昭和の遊園地にあった100円を入れると動き出す乗り物のパンダを思い出させるバランス。ブサかわいいパンダ。

TKR