フランスはシャンパーニュ地方のモンターニュ・ド・ランス地区GCブジー、ジャン・ヴェッセル コトー・シャンプノワ ブージー・ルージュ2009をグラスで。ピノ・ノワール100%。 色味は明るいルビーでエッジはややオレンジがかっている。香りはラズベリーのバランスにややフレッシュなチェリーのニュアンス、熟成感を伴う血肉の香り、軽くナッツの香り。 飲み口はやや軽めの口当たり、優しく穏やかな果実味に、なめらかな酸味、タンニンも優しい。全てが優しく明るく枯れていく、その過程にいるようなワイン。 シャンパーニュ地方で作られた泡がシャンパーニュだが、泡無し(スティル)がコトー・シャンプノワ。シャンプノワ=CHAMPENOISは現地語でもちろんシャンパーニュ。昨今の温暖化でブドウが熟すようになり、注目されているとか。 シャンパーニュ専門店に赤ワイン？と一瞬思ったが、たしかにシャンパーニュな赤ワイン。正確にはシャンパーニュ地方で作られた赤ワイン。

TKR