ワイン | Cuvée Monogram Franciacorta Brut | ||||||||||||||||||||
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詳細 |
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カステル・ファーリアはフランチャコルタエリアの中心地、カッツァーゴ・サン・マルティーノ(コムーネ)のカリーノに位置しています。1928年創業以来数々の受賞暦を誇るランブルスコの有名な生産者、カビッキオーリ社が1990年代初頭に設立したワイナリーです。社名は城の昔の所有者ファーリアに由来します。「テロワールを最大限に表現したフランチャコルタを作る。」という哲学のもと、濃密さとフレッシュ感の調和、また、個性と心地よさのと調和の探究を絶えず行い、全てのワイン造りのステップにおいて細心の注意を払って自身のスタイルを作り上げています。
cmd'93☻
シャルドネ80%・ピノビアンコ20% 醸造・熟成に関する情報 非常に優しく搾った一番搾り果汁のみを使用。80%低温のステンレスタンク、20%小さいオーク樽にて一次発酵。その後、キュヴェの50%はマロラクティック発酵を行う。二次発酵は瓶内で最低24ヶ月間。ドザージュ3〜6g/l。
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#フランチャコルタ #Franciacorta フランチャコルタ協会によるセミナー受講記録 今回はこのワインについてというよりは フランチャコルタという地域について イゼオ湖周辺に馬蹄型に存在するフランチャコルタ地域 元々は氷河湖であり氷河が溶け、 削られて出来た氷堆石土壌なので水はけが良い 湖の近くなので昼間は温暖で (30℃近くまでなる) 夜はイゼオ湖北にあるプレアルプスのカモニカ谷からの 冷涼な風により寒いという独自の微気候を成していて 水はけの良さも重なりCh、PN、PBが完璧に成熟する 手詰みが義務であり伝統的な籠式のプレス機を 使っているところが多く (苦味が出づらいらしい) 8月頭〜後半が収穫期 常にアルプスからの風が吹いているため 病気にもなりづらく栽培の難しいPNもよく育つ 温暖化の影響でChが熟し過ぎてしまうため PBを混ぜることでエレガントになる Erbamatも酸がとても強い品種で 同じ理由でブレンドされることが多い Franciacorta地域は均一な土壌ではないことが テロワールであり、 (基本は氷堆石でモンテ・オルファーノや オーメ周辺はChampagneのような石灰質土壌) とても貧しい土壌なので 小麦や芋は育たない地域で苦労していた ワイン用ブドウも大量生産は出来ず、 数は作れないが高品質で同じくらいの値段で Champagneとは違ったキャラで勝負している Franciacorta 年間1750万本 Champagne 年間3億本 Proseccoなどシャルマ方式は年間7億本 TrentDOC 年間900万本 日中は30℃近くなるほど温暖なので 微かにパイナップルのようなニュアンスがあるものも。 酸とアロマがなくなりやすいが アルプスの風のおかげで夜寒くなりバランスを取っている シャープではなく柔らかい酸に 華やかなアロマと豊かな果実味がある 加糖が必要なく Brutの表記であっても6g以下やノンドサージュだったりする (Brutは通常12g以下) Satènという独自の規定があり、 白ブドウのみを使用していて (PB50%以下) ガス圧が5バール未満(通常5〜6バール) 最低24ヶ月瓶内熟成 ヨーロッパの女性には大変人気で 泡が優しい分食事に寄り添ってくれる Rovato牛が有名で牛のオイル煮込みが郷土料理 牛の交換所にもなっていて 昔はバルク売りの赤ワインばかり作っていたが 1961年にベルルッキがピノの混醸で スパークリングを作ってみたのが始まり 人気が出すぎてブドウが足りなくなり トレント、オルトレポ、フランチャコルタを混ぜていた 1970年頃からカデルボスコやベッラヴィスタなどが出来てきた 華やかなアロマと果実味を感じるために フランチャコルタ協会推奨のグラスは ボール部がやや大きめのグラスを推奨している TrentDOCは遥かに冷涼でドロミテ山塊の影響によりシャープでChampagneに近い味わい
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