Mas de Daumas Gassac Rouge
マス・ド・ドマ・ガサック ルージュ

2008 カベソー主体だけど飲みごろ。ワインの色もレンガ色に近い。角がすっかり取れていてしかし酸味も感じられる。本当に美味しい。

マス・ド・ドマ・ガサック ルージュ 2019 南仏唯一のグランクリュ、ラングドックのラフィット…数年前にも試飲会で飲みましたが、もうそこまでの力強さはないかなー だいぶオーガニックに寄ってるんではないでしょうか。 上にある異名を付けられるようなワインを早飲みできてるのがもはや答えでしょうか。 今風なエレガント寄りの造りになってるということですかね。 でも複雑で美味しい。口の中で様々な個性が暴れてます笑 黒寄りの果実味、赤もある。フローラルな香り、スパイシーさ、湿ったニュアンス、スモーキー、ミネラル。カベルネソーヴィニヨン主体とはいえ、色々混ぜてるんだろうなぁというのが伝わってくる

１９９４年に久しぶりに訪れた、パリのワインショップ、ニコラで購入。お店は、以前１９８９年に訪れた時とは、ずいぶん違っていました。 初めて行った時は新婚旅行の折で、今から３５年ほど前です。うろ覚えですが、店先から木箱に入ったワインが沢山でした。年配のお店の人に誘われて入った地下では、ワインショップ店舗やそのセラーと言うよりも、ワイン醸造所の地下みたいな感じで、確か床も土か砂利だった気がします。置かれていたワインは、ニコラのマークが入った所謂「ニコララベル」のボルドーワインをはじめ、年代物のワインが幾つも並んでしました。 階段の下に、木箱に詰められて発送準備が出てきている荷が幾つかあって、その荷札を見てみると、どれも日本行きでした。「そうだよな、お金が有って、こんなワイン見たら１ケースぐらい買うよなぁ、」と思いました。 その時は、私と嫁さんの生まれ年のワインを１本ずつ買いました。 ９４年に再び訪れた時は、ずいぶんと様相が変わっていまして、都会の普通のワインショップ化していました（同じ場所かどうかも不明）。若い、とても愛想の良い店員が一人だけでした。地下は無くて、１Ｆにワインが並んでしました。見たところ、価格も含めてあまり気を惹く物が無く、色々見て、１本だけ買ったのが、この「ドゥマ・ガサック・ルージュ１９８２」です。 ドゥマ・ガサックは、今ではあまりその銘柄名を聞きませんが、以前（８０年代後半から９０年代前半にかけて）はラングドックのスーパースターとして、生産者のエメ・ギベールの名と共にとても有名でした。 赤は当時、何度か飲んでいましたが、「シャルドネ、ヴィオニエやプティ・マンサン等を混醸した白が、とても面白い」とどっかで読んで、「これは是非飲んでみたい！」と思っても、当時は何処にも無かった記憶があります。 その後、そのドゥマ・ガサックの白も何度か飲んだ筈ですが、今に至ってあまり記憶に無いところをみると、まぁ取り立てて驚く様な事は無かったのでしょう。その後、リピート購入もしていませんし。 何度か飲んだはずの赤にしても、これも、そう印象的な物は無かったと思います。 で、今検索してみたら、赤も白も８千円ほどで普通に買えますね。これって、３０年前と値段がさほど変わっていないのでは、、 それでも遠路訪れたパリでドゥマ・ガサックを買ったのは、８２だからです。何点だったかは覚えていませんが、８２はパーカーさんの評が非常に高かったのです。おかげで、ドゥマ・ガサック８２は普通には入手不可能でした。 ニコラでも、８２だけ確か結構な値段が付いていた筈ですが、「他に買う物も見当たらないし、、」と思いつつ買って帰ったワインです。（私は、レア物に弱いので） ちなみに、当時、上京時に行った何かの会で、エメ・ギベールさんのお話を聞いた事があります。当時出版されたドゥマ・ガサックの本も買っていまして、当時の白のセパージュを確認する事もあり、久しぶりに開いてみました。 今時、ドゥマ・ガサック赤をワイン会に持って行っても、たぶん誰も有難くは思わないでしょう。ただ、本人にとっては、結構な想い出のワインなので、一人で開けてみました。 正直、それ程期待はしていませんでしたが、とても素晴らしいです。当時のパーカーさんの評価は、まぁ正しいか、、と言う所です。最近のは飲んでいませんが、８２は間違いなく最良のドゥマ・ガサック、最良のラングドックでしょう。 色もまだまだ充分で、丁度、飲み頃に入った位です。ありがちな粗野な所は全く無く、フィネス有るまるで優良年のボルドーの１級の様です。 エメ・ギベールさんも既に亡くなり、ドゥマ・ガサックもモンダヴィと色々有った辺りからは、あまり話題にならなくなった気がします。 現在の価格が、そのまま今の一般的評価の様ですし、今まで飲んだのも、まぁその位の物だと思いますが、ただ、「８２だけは特別」って事ですね。

何となく日没後の暗くなる直前を連想させるガーネット色、エッジはきれいな色合い。 カシス、ブラックベリー、革、ハーブ、花、ミネラルのバランスの良い香り。 味わいもこれといったものが主張せず、まとまったいる。 一時ローストコーヒーみたいな焦げた樽やオレンジの内皮みたいなニュアンスも。 個人的印象としてボルドー→ブルゴーニュ→イタリアと目まぐるしく印象を変える複雑性に富んだワイン。

全体的にレンガがかって、見ただけで熟成を感じる。それも、健全で綺麗な熟成。 まさにクラシカルなボルドー！といった香り。大半のボルドーワインよりも正しいボルドーの味なんじゃないかってくらい。カベルネ9割で、蔵の誕生時からボルドーにいろいろ関わりがあるみたい。 木、土、ホコリ、カシス、少しタバコやコーヒー。ミントのニュアンスをあまり感じないところはボルドーと少し違うのかな。 ベストに近い熟成。相当な熟成能力を持ってそう。 古くから農薬不使用だが、劣化とかもそんなにしなさそうな雰囲気。 生き生きとした旨味が全面に回ってる。 南仏のグランヴァンと呼ばれるのに相応しい偉大なワインの風格を十分に持ちつつも、ボルドーの最上級シャトーのような構成美よりも、南仏らしい暖かみ、地に足の付いた良さを感じる。とはいえ、洗練されていると言うほどでないが綺麗なボディ。 どこか静けさも感じる。主張は弱いのかな。 大まかなレベルとしてはメドック3級は越えてると思うが、それが飲み頃になってて6300円強は破格。 南仏だからと見逃すと大損する。一度は飲んでおくべき銘酒。

久しぶりのこのワイン、2013 マ・ド・ドマ・ガサック・ルージュ。 南仏ラングドックのワインです。 紫がかった濃厚な赤い色調。 香りにはカシスとスミレ。 味わいの果実味は濃厚で酸味は優しく、タンニンの渋みと少しの苦味があるけど、とても滑らか。 柔らかい質感と冷涼感、喉越しもスムース。 品があるワインて良いですよね♪ でも飲んでみると、まだ早いかな。 もっともっと寝かせた味わいを楽しみたくなります♪ 裏ラベルに書かれたセパージュを見て「あれ？こんなに色んなブドウが混ざってるんだっけ！」 いや、知ってたはずなんだけど忘れてた…

南仏

持ち込みで打ち上げ

ブラインドテイスティング。 余韻があまり長くなくて、タンニンも少なめ。 ラングドック、カベルネソーヴィニョン。 全く分かりませんでした。

本日最も気に入ったワインです。 ラングドックのグラン・クリュと評価されているこのワインは、カベルネのしっかりした味わいの中に、優しい甘みを感じられる絶品でした。 思わず何度も口に運んでしまうほどうっとりー。 購入して帰りたいくらいでした！！

おいしー！腐葉土の香り、酸味もまだある

マス・ドゥ・ドウマ・ガサック 2005 ランドックのグランクリュと呼ばれてる、南フランスのワイン。 ドウマ・ガサックは1970年代に当時ボルドー大学の地理学の教授であった偉大な学者アンリ・アンジャベールによって発見された例外的な土壌らしい。 アンリ・アンジャベールはアルブゥサの山脈の真っ只中に、原野に覆われた40ヘクタールの深く水はけのよい土壌があり、腐植土が少なく、鉱物の酸化物（鉄,銅,金など）が多量に存在している事に気が付いたそうな。 リス,ミンデル,グンツの氷河期に風によって蓄積された砂岩からなる土壌は高級ワインの産地を決定する三要素を備えているんだとか。 マス・ドゥ・ドウマ・ガサックはランドックでただ一つの1級格付けなので、最上位に位置するのかな。 カベソー80%、その他8種の品種20%のセパージュ。 アロマはブラックベリー、ダークチェリー、レッドチェリー、強めなシナモン、乾いた腐葉土、ローストな樽香、キャラメル、ミントやローズマリー、独特なアジアンハーブが少々、ピスタチオなどのナッツが複雑に絡む。 黒と赤のバランスの取れた果実味、酸やタンニンはちょうど熟れ始めてきた感じで、シルキーだがベルベット、さらに奥行きや凝縮感もあり、シューペリュールのオーメドックっぽいストラクチャー、甘草、バター、トリュフ、甘みの少ない葉巻などの余韻。 複雑さから考慮するとレベルは高いね。お手頃のランドックから一線を画するクラスではある。クオリティの比較は置いといて、5大シャトーのセカンドの1/4〜1/3以下の価格を見ればコスパは良いかな。 まあでも飲むなら後3〜5年は待ったほうが良い気はする。

一力商店にて、ワイン角打ち。 尖ってないけど、丸くはない。

マグナムの会 甘みのり果実味そこそこ感じる なかなか健闘

鬼田酒店のおすすめ3000円級ワイン。 ランドックのグランクリュと言われるだけあって、このクラスでは十分に複雑な味わいです。焼き鳥、青椒肉絲にぴったりでクイクイと一人で飲み干しました。

2本目赤ワイン タンニン控えめで飲みやすくエレガントな味わい✨ #France #1995 #Cabernet Sauvignon 80% #20% of rare grape varieties　

複雑なフランスワイン

ラングドックの最高峰。まろやかなカベルネタンニンもおさえぎみ。