Lucien Le Moine Corton Grand Cru Grandes Lolières
ルシアン・ル・モワンヌ コルトン グラン・クリュ レ・グランド・ロリエール

ルモワンヌのブルゴーニュ白はずっと飲んでみたかったのですが、ついにグラスで出会えました〜 大好きなルモワンヌのローヌ白同様、ほんのり乳白色の薄濁りがあるイエロー。香りは白いゴージャスな花。ほんのりエナメルな感じのペト香が好みです^ ^ 味わいは微かに樽感がありながら酸味がしっかりしてて、飲み込むと口の中にバタークッキーやホイップクリームの柔らかな甘みが残ります^ ^ ただ、飲み終わった後の残り香が物凄く、液体がなくなってからの方がよく香ります（笑）カラメルや金木犀のような甘くて強い香り。 ワインは空なのに、いつまでもグラスをクンクン嗅いでいたので、お小遣いが足りなくて追加で飲めないすごく可哀想な人に見えたに違いありません… 東京に来たからには、行きたいところを少しでも消化しないとと、色々歩き回ったのですっかり足が棒になりました…

白猫はライオンの夢を見ていた ドイツの精神分析学者フロイトによれば ライオンは父性エネルギーの象徴であり 夢は願望充足的に見るものとすれば 白猫は強い父親になりたいと思っているのか 「パパはアル中」白猫家の未だにランドセルに背負われているような身長120cmの王子がつけた一家の長たる父白猫の尊称だ(>_<)決して春からの新TVドラマの斬新なタイトルではない 「モンキ一乗りパパ蹉跌(さてつ)でも降馬せず」決してJRAの騎手の標語ではない 毎晩くりひろげられる体重24kgの王子の騎乗馬練習に耐える白猫の心の一句だ(>_<) 今日は週に一度の平日の休日 王子の小学校入学は白猫の唯一の楽しみを奪うかと思われた。しかし違ったこの手があった。 久しぶりの平日ランチは王子(もう新1年生)の登校日と重なった上に小学校の給食もなく帰宅した王子と一緒に仲良く2人近所のイタリアンTへ白猫父子(おやこ)。 もちろん殺傷能力ありそうなこの瓶も一緒 うんうん来週からは給食も始まる(^_^)b 王子の帰宅まで白猫の平日1人ランチは可能か 白猫はまだライオンの夢を見ている(^-^) ルシアン・ル・モワンヌ コルトン・ブラン・グラン・ロリエールGC2015 コルトンの丘で生産される白と言えばコルトン・シャルルマーニュ(^_^)bただしコルトンでもシャルルマーニュでも単独AOC(Grand Cru)が名乗れる。 このコルトン・ブランGCもコルトンの丘から産するグラン・クリュでグラン・ロリエールとはリューディ=区画名。ラドワ・セリニー村側の南東向きの斜面に位置している。 ル・モワンヌではヴィンテージによっては別の区画のものとブレンドされリューディ名のない「コルトン・ブランGC」でリリースされることもあるようだ。 前菜盛り パルマ産生ハム王子大好き生ハム(笑) バスク産鴨ロース肉のプロシュートサラダ仕立て ズッキーニと淡路産のイシモチ魚のフリット ラム肉のラグーソースのロングパスタ 神戸牛スネ肉のカンパーニャ風煮込みマンヅォ・アル・オーリオ ここの名物らしい(^-^)美味し 15年の果実味爆弾炸裂！ ラムネ・アプリコットの香りくっきり 酸味は内閣府が国会審議にかけなくとも自由に使える範囲を逸脱した補正予備予算のような臨機応変の適切さ グレープフルーツの皮やレモンゼストのほろ苦さあって鉄釘のミネラル、ああこれはまごうことなくコルトンの丘の葡萄だコルシャルに準じた三段攻撃(^-^) 後半、果実味の甘露素晴らしく後引く余韻で15年は全くゴージャスリッチである(^-^) ル・モワンヌのコルシャルと相違ない味わいかと思う(^-^) むしろこちらの方が果実味過多で酸味を殺しているか？若干の差だが(>_<) これは美味い！グビグビーッ！ 唸る白猫 パパ飲み過ぎーっ！ 叫ぶ王子 笑う店員 猫は猫であり獅子にはなれない(T^T) 一白猫外伝一