Les Vignes de l'Ange Vin l'Iris

白猫は思う自然派自然派と言うけれどロワールの自然派は難敵、そしてシュナン・ブランとなると更に強敵 そして今夜の刺客(しかく)はまたしても自然派の伝導師ジャン・ピエール・ロビノ氏。 パリでワインバー「ランジュ・ヴァン｣を経営しマルセル・ラピエールやティエリー・アルマン更にはフィリップ・パカレといった自然派ワインを世に知らしめた人物。 ランジュ・ヴァン(JPロビノ) イーリス2014 ジャン・ピエール・ロビノ氏は帰郷後伝説のワインバーの名をつけたドメーヌ・ランジュ・ヴァンを設立。 VdFであるが樹齢60年以上のシュナンブランをSO2完全不添加で6ヶ月の発酵期間後24か月樽熟成。ロワール渓谷の白亜紀土壌で収穫されたブドウを使用。 14年Vt.は残念ながら貴腐は上手くつかずドライで微発泡強い酸味 しかし深いミネラル青リンゴ シュワシュワが続きおさまったかと思ったらブドウ丸かじりか青リンゴの果汁か口中に広がる果実 これは熟成が楽しみなシュナン・ブラン 余韻では意外にも木樽かスモーキーな香り 粘性もなくライトな味わいの中にとんでもないポテンシャルを秘めたワイン(>_<) 昨日の怪物ジュリエットと飲み比べながら もはや完全降伏ロワール侵攻白猫軍 服従のポーズ ゴロン！∠(⌒ っ: 。ω。:)っ 全く良い自然汁をいただきました(^_^)b

ジュゼッペ秘密のセラーは赤ワインが大半を占めていますが、今回出したのは数少ない白ワイン。 恐らく、僕が買ったナチュールの白ワインでは最高値。 7000円くらいだったかな。 ランジュ・ヴァンのリリス2011。 ジャン・ピエール・ロビノのシュナン・ブランではトップキュヴェ。 ずっと飲もう飲もうと思って先送りしていたワインだけど、特別何でも無い日に敢えて開けます。 そんな立ち位置すら任せられるワインだと思うから…なんて言ったら、怒られちゃいますか笑 神々しく輝く黄金色の蜜。 旨みの風が吹く。 生命力。 このワインは枯れない百合の花。 果てしない物語。 美味しくて、美味しくて。 抜栓後、1ヶ月経ってもまだ美味しいという究極のポテンシャルを持つランジュ・ヴァン。 また秘密のセラーの番人として迎え入れよう(^^) 赤が多くても、一番の宝物ワインは実は白だったりする。 このリリスを引き出す際に、その一番の宝物に触れる。 せっかくだから意味も無く撮影(笑) これは何か特別な日に開けないと… ちなみにワイン名の意味も"特別な日に"です。