Jacques Bavard Saint Romain Sous le Château
ジャック・バヴァール サン・ロマン スー・ル・シャトー

それほど飲む機会があるとはいえないサンロマン。コート・ド・ボーヌの中でも独特な清冽さというか、イキイキとフレッシュ、色でいうと新緑の色というイメージ。このワインもそのイメージ。どうしてもピュリニーなどのゴージャス・シャルドネの方が評価が高いブルゴーニュだがこういったシャルドネも結構好きだ。

ジャック バヴァール サン ロマン ブラン スー ル シャトー サンロマン飲む前に場所確認。 ふむふむ、オークセイデュレスのさらに西側でAOC認定されたのは1947年。標高が高く、ブルゴーニュの特級畑より100m程更に高い位置にあるため気温が低い。標高が１３７m上がると摂氏１度下がるため、東向きで勾配のきついスー・ル・シャトーのリュー・ディは優れているらしい。 ということで抜栓。 色は若干の熟成が感じ取れる綺麗なペールイエロー。 香りのボリュームもそこそこで質は良い。樽も抑制的だけどしっかり感じられる。 味わいは経験値低い俺にとっては必要十分な美味さのブル白。酸も苦味もこなれてきて、ブルゴーニュ飲んでる感が満載。後味も余韻も綺麗でよろしいかと。 2014というヴィンテージも相まってとても美味しかったです。ホッサー様がいつも飲んでらっしゃる高貴な白汁も飲んでみたくなりました。

サン ロマン ケバくない。香りだけならラドワ。 コルトンまでは遠いか。