Harewood Estate Denmark Pinot Noir
ヘアウッド・エステート デンマーク ピノ・ノワール

西オーストラリア、ヘアウッド・エステートの「2016 デンマーク・ピノ・ノワール」です。 エチケットにデンマークと書いてあるけど西オーストラリアのワインです笑 淡く、やや朱の入った赤い色調。 香りにはチェリーと赤い花、少しのシナモン。 開けたばかりは香りが広がらず 少しの還元臭も。 味わいの果実はストロベリーを思わせる赤い果実。 口当たりは淡く、酸味やタンニンも控えめ。 しっとりと柔らかく、チャーミングな印象の赤ワインでした。 2千円台の前半、コスパ良いと思います。

西オーストラリアとソノマのピノノワール、1人ブラインド飲み比べ会（泣）写真は西オーストラリアのもの、いずれもセールで手に入ったので、どうせならと いずれも共通しているのは、新世界だけどその国の中では冷涼な栽培環境という点 定価は同じくらい（2000後半）、alc.いずれも13.5%。経過年数は2015と2016 外観の印象は大まかには同じだけど、ソノマの方が色調濃くガーネット寄り ・西オーストラリア 2016 クローズしている（スクリューだからか、比べるとハッキリ分かる）、ただ要素は多そうな第一印象、ラズベリーブルーベリー、赤い花、スパイスの印象が強い、クローブ、ドライセージ、タイム、シナモン。燻製肉、血肉鉄 アタック、穏やかに果実の主張から入ってくる。優しいソフトな。酸の質が上品で、個別要素というよりは全体の要素の中に溶け込んでいる。そして、何よりアフターの伸びがとても強く、内にポテンシャルを感じる。 時間経過で香りが開くとまた印象変わるだろうと思う ・ソノマ 2015 比較的オープンな印象、明確で甘そうなフルーツ香から押し寄せてくる。ブドウの成熟度の高そうな。ブルーベリー、プラム、血肉鉄、紅茶、ハーブティー、香草、甘いデザートの中のシナモン。 アタックはフルーツの質感強く甘さを感じる。酸が豊かで元気、一本芯のある。アルコール感も強く感じる。肉付き良くかつ締まりもあり、全体的には元気で明朗な印象。 1日に一本飲みきれる様な強さは無いので、二本開けるのは中々勇気が要る…笑

デイリーとしては秀逸。 苦味を感じるのが好きなトコです。

オーストラリアのピノ・ノワール

安くてもちゃんと仕上げてある上品なピノ。 ベクトル違いを気にしないなら、 下手なブルピノより断然こっち。 リピートしたいボトルです。