Giocoli Diamine Chianti
ジョコリ ディアミネ キアンティ

『No.1098    昔ながらの味わいってやつ』 【キァンティ・ディアミネ/2018年】 ジョコリ/イタリア・トスカーナ ・サンジョヴェーゼ80% ・コロリーノ・デル・ヴァルダルノ ・チリエジョーロ ・カナイオーロ ・マルヴァジア・ネラ ・トレッビアーノ ・マルヴァジア・ルンガ   合わせた夕飯 ・Tボーンステーキ ・紫蘇とニンニクのスパゲティ ・フライドポテト ・サラダ ・新玉ねぎとモモのスープ サンジョヴェーゼ主体に白葡萄も含んだ、昔ながらの作りのキァンティとのこと。 一口飲むと、派手さこそないが、プルーンやチェリーの果実の風味と、少し土っぽく、あとコーヒーガム的ニュアンス。白葡萄の影響なのか、どこかクールでキャッチーな味わいが素敵。 Tボーンステーキは塩胡椒強めな味わいなのだが、これが実に絶妙な合い具合。牛肉の旨みに寄り添いつつ、脂をしっかりリセットする辺りは流石の一言。 明るく陽気なサンジョヴェーゼの味わい主体に、補助的役割の葡萄の味わいも主張しつつも縁の下の力持ち的な役割も。 この味わい好きだなぁ。また買っとかなきゃだ。ごちそうさまでした！

果実味しっかりで軽すぎず重すぎず

微発砲のキャンティ。重めのキャンティに心地よい発泡

今宵は面白いキャンティを。 やや濃い色調のガーネット。土、スパイス、ベリー系の香り。濃厚な果実感を感じるが、舌触りが絶妙で、口に含んでいて、変な例えですが心地よいです。のどごしがソフトな印象で、フィニッシュの甘い果実感が素敵です。 クオリティーが高い割に、プライスが良心的なので、デイリーに楽しめそうです。 輸入元 資料より かつてキャンティには6パーセントの白葡萄の使用が認められていたが、2006年にキャンティクラシコ協会は一切の白葡萄の使用を禁じてしまった。 ジョコリは、世界の基準、市場を度外視して、古くから続く自分たちの暮らしに根差したワインを通して、トスカーナキャンティの情景を私たちに伝えてくれる造り手。 偉大なワインではないかもしれない。けれど、きっと毎日飲みたくなる。そんなキャンティです。

キャンティ　ｼﾞｮｺﾘ。まさに新興貴族的な生き生きとした酸味と赤果実の凝縮感。白ブドウを混ぜる伝統スタイル。なんだろ、、農夫的なブドウのを絞ってワイン作った感。の素朴さを身にまとっている。しみじみうまいですね。好きです！！