Dom. A. Clape Renaissance
ドメーヌ・オーギュスト・クラープ ルネッサンス

前回のワインに引き続きちょっと熟成させた君嶋屋さんインポートのワインシリーズ。今回のものも保存は完璧ではなかったという後ろめたい思いあり。そのためかコルクはボロボロ＆ボトルに張り付いていた。それ用のオープナーが必要だったが持っていなかったので悲惨な状態で開栓。 とはいえ中身は健全でした。黒い小さな果実をジャムにしたようなものとリコリスが混ざった香り。味わいは熟したフルーツ感たっぷり。コルナスというよりも上質なコートロティを飲んでいる感じだった（コルナスをそんなに飲み込んでるわけではないけれど）。 君嶋屋さんはいいワインを入れてるし、値段もそんなに高くないなと改めて思った。今は知らないけど。

平成最後になったローヌ・ワイン会。ブラインドで、最初のフライト1本目は、先日お亡くなりになられたドメーヌ・オーギュスト・クラップのコルナス・ルネッサンス2012年を頂きました。250年以上の歴史を誇る北ローヌを代表する造り手。こちらは樹齢25年位の葡萄から造られているシラー100%のキュヴェになります。 ダークなガーネット。 甘いカシスや黒果実、バイオレットのアロマ。 シルキーなテクスチャーで、スパイスと酸味の絶妙なバランス。インクの様な凝縮感を感じますが、決して重たくはなく、少しブラッディで、タンニンも綺麗に液化しています。 普通のコルナスよりも気軽に、でも旨味をきちんと表現しているキュヴェ・ルネッサンスでした。

大晦日今年最後のワインはローヌが今年は異常に少なかったので？コルナスのオーギュスト・クラープのセカンドワイン、ルネッサンスの2010年です。CNPやローヌ広域のものと異なり時間の経過で香りの変化が大きく面白いです。

ワイン仲間とクリスマスイブ@東銀座vivienne スパイシーで美味しかった〜