Colgin IX Estate Napa Valley Red 2006
コルギン ナンバー・ナイン・エステート ナパ・ヴァレー レッド

久しぶりのコルギンは、ナイン・エステート・ナパ・ヴァレー・レッド・ワイン2005年を頂きました。 こちらは2002年初リリースの自社畑、ボルドー・ブレンドになります。 少しオレンジかかったしっかりとしたガーネット。 赤黒青果実のコンポートにペッパーやミート、タバコ、スティールなどが品良く香ります。 いつものようにピュア果実で、アルコール度数を感じさせない美しいテクスチャ。オークは全くと言ってよい程感じなく、酸味もタンニンも非常に綺麗にインテグレートされ、ある程度の熟成でとてもクリーンな感じです。余韻も流れに沿うように自然で長く、ただただこのワインを楽しむ時間がとても幸福に感じてしまう、そんなナイン・エステート。 翌日も美しい果実味にシルキー・スムースで穏やかな素晴らしい状態でございました。 不思議な事は、何故かカリフォルニアのカベルネ系ワインのコルクが熟成した後にぼろぼろになってしまうのです。。。

甘いし濃いし。見たら15.6%！

コルギン・ナイン・エステート・レッド・ワイン2006年を頂きました。 カベルネ・ソーヴィニヨン66％、メルロー21％、カベルネ・フラン8％、プティ・ヴェルド5％、生産量1500ケース。 コルクはドライで、途中ボロボロになりかけましたが、どうにか中に落ちることもなく、抜栓しました。 その瞬間からブルー・ベリーやカシスのフレッシュで甘い香りが広がります。 薄っすらとオレンジかかったルビー色。 グラスに注いだ後は、ブラック・カラントやチェリー・リキュール、シーダーやグラファイト等の複雑なアロマが心地よくまとまっています。セパージュらしい少し甘めの果実のボルドーらしい感じが致しました。 少し硬い面持ちですが、果実は完熟で、とても上品でシルキーなテクスチャー。重心のバランスが全滝的に均一で、相変わらずの永遠に続くかの様な余韻。 スパイシーなタンニンや酸味なども全く押し付けがましいところがなく、とても素直で実直なワインです。段々とコーヒーやカラメルのニュアンスも。 今後の熟成もとても楽しみな、相変わらずブラボーなコルギン・エステートです。

500アップ記念 & 2016お疲れさま会 さすが年末 すばらしいものがたくさん。 初コルギン