August Kesseler Riesling Q.b.A.
アウグスト・ケスラー リースリング

2004年ものと比べて色も香りも濃くなっている。ベイクドアップルと蜂蜜を思わせる香り。アタックのトップは低く、粘度が高い。枯れたニュアンスはより強く感じられ、フルーツを入れ込んだ焼き菓子のよう。 ヴィンテージの差以上に、保存状態の問題なのかなあ。本来はもうちょっと立体的な味だったのでは。味わいにメリハリがないのを物足りなく感じてしまう。 二日目。しっかり冷やしたら昨日感じた焼き菓子ぽさは控えめになり、味わいのメリハリも出てきた。和三盆を軽くカラメルにしたような甘みと苦みを感じる。 時間が経ってからの方が美味しい。熟したリンゴの蜜のよう。

2004年は前年に比べて冷涼だったからか、味わいもまだシャープさを保っており酸が小気味よい。柑橘の熟した香りと爽やかさが相まって飲む期待が高まる。味わいの縁に枯れたニュアンスは若干あるものの、中心はハツラツさを残しており全体のバランスもいい。

機内ワイン

こちらもエミレーツのフリードリンクで持ち帰った一本。 酸味強めの少し甘い微発砲。

可もなく不可もなく少しスパークリングな感じで飲みやすかった。エミレーツの無料ワイン。