テヌータ クオット イスキア ビアンコ スペリオーレ ビアンコレッラ45%、フォラステラ45%、グレコ10% 砂糖漬けにしたレモンの皮、オレンジ、黄桃の香りをメインに干し草や黄色い花のニュアンス。 スワリングすると、火山性土壌由来と思われる白胡椒や硫黄が仄かに感じ取れる。 力強いアタックの辛口。 果実味も厚く集約感があり、太く伸びのある酸味が骨格を形成する。 アルコールは12.5%とやや低めだが、それを感じさせない立体的な味わいと強さがあり、フルボディ寄り。 グレープフルーツの白い綿を思わせる強目の苦味と仄かな塩味を伴う余韻は長め。 開けたては少し還元的で、本来の香りや味わいを発揮するまでに少し時間を要する。 グラスに注いで15分ほど経つと開く。 シャルドネ/ヴィオニエ、温度10℃～14℃ 強く個性的だがイスキア独特のテロワールを反映して素晴らしいワインだと思う。

Da Masa