ピノ・グリージョ（グリ）の旅・その71 2015 ドン・アンド・キンデリ・ワインズ ドン マーティンボロ― ピノ・グリ マーティンボロー/NZ 1か月ぶりのグリ/グリの旅は、オーストラリアからニュージーランドへ。南半球の旅が続きます。 そういえば、「ダウンアンダー」なんて呼び方もありましたが、最近はあまり耳にしなくなりましたね。PC的に問題ありなんでしょう。 さて、ワインダイヤモンズ扱いのワイン、もしかすると初めてかもしれません∑(ﾟДﾟ) 少なくとも、自分で買ったワインは初めてです。 DONのワインも、もちろん初めてです。それにしても迫力のあるエチケットですね！ 中身の方も、ラベルに負けず劣らずの迫力ある「真っ赤な白ワイン」です(笑) もうグリ/グリの旅ではおなじみになりましたが、並みのロゼより確実に赤く、とても輝度と透明度の高い、オレンジがかったラズベリーピンク。 ラルムもぼってり官能的な現れ方をしていて、粘度が高そうな外観ですね♪ 香りは、最初にやや還元的なニュアンス。 雲の晴れ間をつくように、ラズベリーやダークチェリー、レッドカラント、アセロラ、レッドプラム、そしてスイカ(*_*) 甘さより酸に重心のある赤い果実が各種揃って、なかなか活気のある香りのバスケットをつくっています。 次いで、南の島の赤い花を思わせるフローラル・フレーバー。この香りの延長線上に、ドライアプリコットの少しヒネた感じや赤土っぽさも滲み出てくる印象です。 並行して、黒土や鉄、チョークに、火打ち石のようなフリンティさまで加わって、ミネラル方面も賑やかになってきました。 口に含むと、強く伸びやかな酸としっかりしたタンニン、キレイな果実味が実に良いバランスですね！ スクリューキャップのワインらしく、グラスの内側に微かな気泡が付いていますが、発泡感はまったくありません。 ただ、おそらくそれ故に、何とも気持ち良いクリスピーな刺激が口の中を常にリフレッシュしてくれて、スクリューキャップの味覚的な効能を初めて実感しました♫ 赤の特徴を持った深く強い味わいの白ワインと、一旦まとめておきますが、さらにその上をゆく、強い旨みがワイン全体の統括者のポジションを占めていて、長い長い余韻は、その旨みによる、痺れるような舌全体の拘束の趣。 いやあ、これはかなりヤバイ筋のワインですよ(大汗) 後味に微かに残る爽やかでメタリックで軽い苦味が、そういえばこのワイン、グリ/グリだったなあ…と、その出自を思い出させてくれます。 ずーっと「ぽさ」がないなぁ…と感じていましたが、最後の最後でカミングアウト(笑) 実に素晴らしいグリ/グリです♡ おまけで、WEBで拾ったこのワインの紹介の一部を、以下にコピペしておきます。 「2015年のピノ グリはエスカープメント所有のパヒ ヴィンヤード産。1986年に植えられた自根と接ぎ木されたブドウ樹が混在する沖積土壌の畑です。42日のスキンコンタクトを経て、6年使用の500l古樽で醸造熟成。更にアンフォラで6ヶ月間熟成されています。 25ppmのSO2は昨年よりも少ないですが、フィルターや清澄作業を一切経ていないとはにわかに信じられない程にピュアな味わいを見せてくれます」

iri2618 STOP WARS

もう飲まれたのですねーー コレも赤としか思えない白ワイン。 iriさんポストにたくさん登場する そんなワインですが ワタシ、こんなのも大好きです♪ （ってバレバレですよね 笑） やはりiriさんの素晴らしい テイスティングレヴューを読むと 忘れかけてた味わいのニュアンス が蘇ってきます。 また飲みたくなりました♪ 因みにiriさん！ 去年飲まれていた（YDさん飲み） パトリック サリヴァンの ピノノワール ソーブラ ゲヴゥルツ の美味しそうなロゼは ワインダイヤモンズさんでしたよん♪

takeowl

takeowlさん 別にナチュールワインに拘りがあるわけではないですが、最近は、美味しいと思ったワインのナチュール率が高いですね！ そういえば、パトリック・サリヴァンでワインダイアモンズは経験済みでしたね(苦笑) 自分で買ったワインは初めてと訂正しておきます(*_*)

iri2618 STOP WARS