2020 ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション　サン・ジョセフ・ブラン　シルカ　コート・デュ・ローヌ/フランス 7/27ジャン・ルイ・シャーヴ試飲セミナー・その1 水曜日のワイン。 シラー（ズ）強化月間を始めたら、途端にシラーの親玉のような生産者の試飲セミナーに参加する機会が！ 最初1杯は、ルーサンヌ100%のサン・ジョセフの白ワインから。 先にルーサンヌ100%と述べましたが、畑には品種の区別のつかない古木があり、その中にはたぶんマルサンヌもある？ということです。 このワインは、いわゆるネゴシアン・レーベルですが、ACコート・デュ・ローヌのワインを除けば、ラインナップに買いぶどうのワインはなく、実質ドメーヌものとのこと。 特に、ドメーヌものにサン・ジョセフの白がないので、いずれ「昇格」するのでは？と言われているそうです。 外観は、淡いベージュというか、ペールイエローで、どことなくミルキーな印象がある見た目です。 香りは少し閉じ気味。和の柑橘や白い花、未熟なネクタリン。 口に含むと、まろやかで分厚い質感。アルコールのボリューム感あり。 綺麗な酸もあり、ローヌの白としてはキレのある味わい。 果実感が解れていないという意味では硬いが、テクスチャの当たりは柔らか。 旨みが強く、ミネラルも同様に強い。やや収斂性があり、芯に苦み。 今飲んでも美味しいですが、本当の飲み頃まではかなり（10年位？）かかりそうな印象。 ワインを飲み干した後のグラスから、微かにヴァニラが香る。 かなり好み。おかわりを2杯。

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