同僚にブドウ王の娘がいる。アメリカで4本の指に入る大ブドウ農園を所有している家系の娘。と言っても自分より年上の品の良い40代後半。最近になって彼女を仕事で助ける機会が何度かあり、お礼にワインを渡された。何故か困った人を助けてしまうのは、性格だからだろうか。 「ほーんと、ありがとう！私の家族が経営するワイナリーのワインなの。たくさん助けてもらったお礼にどうぞ。」と言いながら自宅まで届けに来た。 なんつーか、アメリカには本物の富裕層がいるよね。多分、彼女の家は数億はする。下手すると10億超え出るかも。すごいよねー。この国。 そんな事を思いながら、開けたワイン。スッゲー美味かった。まろやか〜で香りの良く立つ。ねっとりと舌に絡むけど奥からフルーティな心地よさがやってくる感じ。重いようで軽い。 間違いなく十勝カマンベールチーズと合う。そう、私は十勝カマンベールチーズが食べたいんです。

本名でいる必要がないと気がついた