春。それも5月の暖かみを帯びた花の香りが漂う爽やかな心地よい風。 夏。日が照る昼間に汗ばんだ体が求める冷涼感と発泡ののどごし。 秋。甘味、苦味、酸味、旨味が冷えた空気の寂しさと、様々な様相の紅葉が鮮やかに彩る。 冬。一連の流れの余韻がフェードアウトするように静かに締めくくる。 旨い。また新たな春を求め一口。

とある会社員の備忘録